ちょっとみんな聞いてくれ。


今朝私、原付で走ってたら一時停止無視で警察に捕まったんだ。。。


ちょ、ちょっと待って!!最後まで話を聞いて欲しい!!!

声を大にして言いたいんだが、私は自他ともに認める、紳士的な運転を心がけているおんにゃのこである。一時停止とかマジで無視したりしないんだ!停止線とか信号の赤点滅とかあると、きちんとこまめに停まるほうなんだ!!!むしろ反射的に停まるんだ!!!本当なんだ信じてくれ!!!


これを前提に下記内容を読んで欲しい。いや、頼む。



そうあれは、いつもどおり原付で出社しているところだった。。。

最近使い始めた道を使って、もうすぐで駐輪場に着くってところで事は起こった。



あまり車の通らないわりと狭い道。

私の目の前に●●●急便のトラックが現れた。




いろはの人生1616


どうやら荷物おろしのために、停まっているようだ。


「ちょっ、こんなところに停まるなよ。死角になるだろうがよ」


そんなことを思いながら、●●●急便の横を通り過ぎ、右折した私。


そして、響き渡るサイレン。


「え?!何?!!え、私??!!」


びびる私。とりあえず、原付で停まる。


パトカーが私の後ろで停まる。

ああ、やっぱり私なんですねサーセン。


しかし、さっぱりなぜつかまったのか分からない。

若い男性警察官がパトから降りて私に寄ってくる。


「今そこの一時停止無視しましたよね?停まりませんでしたよね??全然停まりませんでしたよね??!」


矢継ぎ早に問いただされる私。


え?一時停止だとっ??!


あったら私は停まる!!それは揺ぎ無い事実である。


「え??停まったっと思うんですけど・・・。」


いや、停まってないか。てか一時停止どこにあった???


そして、気づく。トラックの死角で点滅赤信号を見逃していた?!!!



「いやいや、全然停まってませんでしたから。停まって、足つけてなかったですし」


また、矢継ぎ早に攻められる。

いやいや、確かに悪かったが、ちょっと待ってくれ。死角になってたんだって!!トラックの!!!

言い訳聞いてくれ!!!


しかし、肉食系小動物の私はそれ以上文句が言えない。

しぶしぶ免許証を提出する。


私の名前を確認し、一瞬戸惑う警察官。

ま、変な名前だもんね。。。


「どんな仕事していますか?」


え?どんな仕事って言われましても。。。


「え?仕事ですか??」

「はい、仕事です」

「・・・・・・会社員です」


え?間違ってないよね??職の内容話さないといけないんでしょうか??


ポツポツと小雨が降り始めた。。。


警察官が車に戻って処理をし始めようとしたら


「あ、あの、車内で待たれますか?雨降ってきてますし・・・」


心なしか優しくなってる彼。なんだ無抵抗な人間には優しいのか?

さっきの嫌味な感じどこいった。。。



「いいです。仕事あるので、早めにお願いします」


だが、断る!!!

車内で待つとかリアルすぎて嫌だし!!!


外でメットも取らず、原付またがったままでしばし待つ。


てか、あそこに停まってたトラックが悪いんじゃね?

トラックあそこ停まったらダメなとこなんじゃね??!

むしろそっち捕まえろよマジでおい!!!


とフツフツ疑問がわいてくる私。


いや、私も悪かったけどさ、トラックよけるのに気をとられるじゃん普通!!!

むしろあの場合の正解を聞きたいね!!!


警察官が戻ってきたら言ってやろうと意気込み待つ。


そして青年が戻ってきて、罰金振込みの手順を説明してくれた。

そして説明の仕方が、無駄に丁寧!!!

や、優しくされても私お、怒ってるんだからねっ!!!


そして、一通り説明が終わり口を開こうとしたとき。。。




「ああああ、あの、大毛さんって薩摩剣士隼人のテロップの最後に載ってますよね!!」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



なん・・・だとっ?!


耳を疑うわたし。


「は、はい」


「あの、なんの声されているんですか?!」


「・・・・・・あ、コンコンです」


「そうなんですか?!僕毎週見てます!!わ、生で声が聞けるなんて!!」


「あ、いや、あの、なんかすみません。こんなところで、こんな格好で」


「いやいや、あ、一時停止気をつけてくださいね~」



ニコニコしてパトへ去っていく彼。。。。を見送る私。。。。



プライスレスすぎるんだがああああああああああああくぁwせdrfgひゅじこlp;@:!!!



状況も状況だし、本日体調悪くてすっぴんだったし、ちょ、ほんとマジで死にたくなったorz


本日出会った彼が、『ちょっw今日モレ、コンコン捕獲しちまったんだがwww』的なことをツイッターや掲示板に書き込んでいないことを全力で祈るよね。


てか、なぜ私馬鹿正直に答えたか。。。


ということで、罰金5,000円が地味に痛くて給料日へ遠い想いを寄せる私でありんした。

プライスレス。。。