ちょっとみんな聞いてくれ。
今朝私、原付で走ってたら一時停止無視で警察に捕まったんだ。。。
ちょ、ちょっと待って!!最後まで話を聞いて欲しい!!!
声を大にして言いたいんだが、私は自他ともに認める、紳士的な運転を心がけているおんにゃのこである。一時停止とかマジで無視したりしないんだ!停止線とか信号の赤点滅とかあると、きちんとこまめに停まるほうなんだ!!!むしろ反射的に停まるんだ!!!本当なんだ信じてくれ!!!
これを前提に下記内容を読んで欲しい。いや、頼む。
そうあれは、いつもどおり原付で出社しているところだった。。。
最近使い始めた道を使って、もうすぐで駐輪場に着くってところで事は起こった。
あまり車の通らないわりと狭い道。
私の目の前に●●●急便のトラックが現れた。
どうやら荷物おろしのために、停まっているようだ。
「ちょっ、こんなところに停まるなよ。死角になるだろうがよ」
そんなことを思いながら、●●●急便の横を通り過ぎ、右折した私。
そして、響き渡るサイレン。
「え?!何?!!え、私??!!」
びびる私。とりあえず、原付で停まる。
パトカーが私の後ろで停まる。
ああ、やっぱり私なんですねサーセン。
しかし、さっぱりなぜつかまったのか分からない。
若い男性警察官がパトから降りて私に寄ってくる。
「今そこの一時停止無視しましたよね?停まりませんでしたよね??全然停まりませんでしたよね??!」
矢継ぎ早に問いただされる私。
え?一時停止だとっ??!
あったら私は停まる!!それは揺ぎ無い事実である。
「え??停まったっと思うんですけど・・・。」
いや、停まってないか。てか一時停止どこにあった???
そして、気づく。トラックの死角で点滅赤信号を見逃していた?!!!
「いやいや、全然停まってませんでしたから。停まって、足つけてなかったですし」
また、矢継ぎ早に攻められる。
いやいや、確かに悪かったが、ちょっと待ってくれ。死角になってたんだって!!トラックの!!!
言い訳聞いてくれ!!!
しかし、肉食系小動物の私はそれ以上文句が言えない。
しぶしぶ免許証を提出する。
私の名前を確認し、一瞬戸惑う警察官。
ま、変な名前だもんね。。。
「どんな仕事していますか?」
え?どんな仕事って言われましても。。。
「え?仕事ですか??」
「はい、仕事です」
「・・・・・・会社員です」
え?間違ってないよね??職の内容話さないといけないんでしょうか??
ポツポツと小雨が降り始めた。。。
警察官が車に戻って処理をし始めようとしたら
「あ、あの、車内で待たれますか?雨降ってきてますし・・・」
心なしか優しくなってる彼。なんだ無抵抗な人間には優しいのか?
さっきの嫌味な感じどこいった。。。
「いいです。仕事あるので、早めにお願いします」
だが、断る!!!
車内で待つとかリアルすぎて嫌だし!!!
外でメットも取らず、原付またがったままでしばし待つ。
てか、あそこに停まってたトラックが悪いんじゃね?
トラックあそこ停まったらダメなとこなんじゃね??!
むしろそっち捕まえろよマジでおい!!!
とフツフツ疑問がわいてくる私。
いや、私も悪かったけどさ、トラックよけるのに気をとられるじゃん普通!!!
むしろあの場合の正解を聞きたいね!!!
警察官が戻ってきたら言ってやろうと意気込み待つ。
そして青年が戻ってきて、罰金振込みの手順を説明してくれた。
そして説明の仕方が、無駄に丁寧!!!
や、優しくされても私お、怒ってるんだからねっ!!!
そして、一通り説明が終わり口を開こうとしたとき。。。
「ああああ、あの、大毛さんって薩摩剣士隼人のテロップの最後に載ってますよね!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
なん・・・だとっ?!
耳を疑うわたし。
「は、はい」
「あの、なんの声されているんですか?!」
「・・・・・・あ、コンコンです」
「そうなんですか?!僕毎週見てます!!わ、生で声が聞けるなんて!!」
「あ、いや、あの、なんかすみません。こんなところで、こんな格好で」
「いやいや、あ、一時停止気をつけてくださいね~」
ニコニコしてパトへ去っていく彼。。。。を見送る私。。。。
プライスレスすぎるんだがああああああああああああくぁwせdrfgひゅじこlp;@:!!!
状況も状況だし、本日体調悪くてすっぴんだったし、ちょ、ほんとマジで死にたくなったorz
本日出会った彼が、『ちょっw今日モレ、コンコン捕獲しちまったんだがwww』的なことをツイッターや掲示板に書き込んでいないことを全力で祈るよね。
てか、なぜ私馬鹿正直に答えたか。。。
ということで、罰金5,000円が地味に痛くて給料日へ遠い想いを寄せる私でありんした。
プライスレス。。。