時子さんのトキ、円盤届いてから
まだ一度も見てなかったので
さっき初めて見てみた。
ラスト近く、翔真が、
早くから才能ないの分かってたけど
時子さんが甘えさせてくれたおかげで
ここまでやってこれた、って
ありがとう、っていうシーン。
これって、本来なら時子さんのその愛情は
登喜に向かってたはずのもので、、、
というか、普通の親子もそうなんじゃないかな。
子供自身は勉強とか習い事してみて
まあそこそこはできるけど
そんなに魅力を感じないし
これ自分には向いてないや、
って本能的に感じることも
あると思うんだよね。
これより向いてることあるんじゃないかなって。
でも、母親から見ると、わあ、これ
続けさせたらモノになるんちゃう?
めっちゃ似合ってるし、かっこええやんー、
昔自分も目指したけどあかんくて
でもこの子やったらイケるんちゃうの
って、そう思えることもある。
時子さんだって、夫婦仲さえよければ
登喜の絵の才能を信じて
絵画教室に通わせたり
美術部に入るように勧めたり
しただろうなあと思うし。
高い絵の具も買ってやっただろうし
美大とか目指すように仕向けたかもだし。
「ゲームは好きじゃない」
「球技は得意じゃない」
っていう思い込みの元で
登喜の大好きな絵の道に
お母さんが一番の理解者になって
進ませてあげる、って
なったんじゃないかな。
それが翔真に向かっただけで。
翔真は、とっくに諦めてたことを
時子さんのおかげで長くやらせてもらった
って感謝してたけど
ほんとの親子だったらどうだったのかなあって
色々考えさせられた。