栃木県宇都宮市雀の宮にある「ここからいふ広場」を拠点にしているフリースクール
いろどりアカデミーの小林です。
先日、宇都宮市で開催された「子どもの居場所開設講座」に参加してきました。
講師は、一般社団法人栃木県若年者支援機構代表理事の中野謙作さん
かつて、高根沢町でフリースペースひよこの家の代表をされていた方で不登校の子などの支援をしていた大先輩です。
現在は、宇都宮市で栃木県子ども若者の引きこもり総合相談センター「ポラリスとちぎ」や寺子屋「学びなおし教室」として不登校の子の勉強の機会や高卒認定を取るための勉強の指導などをしているそうです。
それ以外にも子ども食堂、就労支援など
子どもの不登校や若者の引きこもりの自立支援を包括的に行われています。
今回の講座は
宇都宮市の子ども部子ども未来課が推進している「宮っ子の居場所」についての紹介と開設までの流れと、寺子屋の活動の紹介がメインでした。
宮っ子の居場所とは・・・
「家庭でも学校でもない、身近な地域で子どもがいつでも気軽に利用できる場所」を作り、子どもの居場所と親子の居場所の2種類があるそうです。
子どもたちの居場所、保護者の方の息抜きの居場所として機能しています。
宮っ子の居場所のホームページはこちら
現在、宇都宮市には
子どもの居場所が26ヶ所
親子の居場所が5ヶ所すでに宮っ子の居場所として運営されています。
保護者の共働きの家庭が多くを占めていて、家に帰ってきても家事や食事の準備で子どもと深く関わる時間が持てずに子どもたちはゲームやyoutubeの普及で画面に釘付けで一人で過ごす時間が多くなる。
勉強なんかよりゲームや動画を見てる方がよっぽど面白いので宿題も後回し、やってなくて怒られてやるといったループに陥る家庭が多いように感じます。
子どもが孤独を感じたり、保護者も仕事に家事に子育てにいっぱいいっぱいで余裕がなくてつい子どもに当たってしまう。
さらに新型コロナウィルスが猛威を振るったこの3年間で友達と遊ぶことにも制限が加えられて、学校以外で他の人たちとつながりを持つ機会が激減したように思います。
そんな保護者の方が息抜きできる場所
子どもたちの孤独を解消して他の人とのコミュニケーションやつながりを持てる場所として宮っ子の居場所は機能していきそうです。
無料で活用できるので、経済的な心配もする必要がありません。
今、子どもたが求めているもののひとつに「安心、安全の場」「心理的安全性」が求められています。
正解、不正解で良い子悪い子をジャッジされてしまう学校教育の仕組みの中で、正解を求めなければいけないという観念の中で過ごしている子どもたちも多いと思います。
自分の思っていることを言ってはいけない
怒られないように発言する
これが当たり前になりすぎて、自分の意見を持たない子も多いです。
自分の思ってることを自由に発言、表現ができる環境をつくって、時にはそれで衝突やケンカをしても、お互い歩み寄る経験ができる場所が必要だと感じます。
宇都宮市子どもや親子のために動いている団体や居場所があるのが知れてとても学びと刺激になりました。
いろどりアカデミーでも開校日以外の曜日や時間でも子どもたちが居場所として機能するために宮っ子の居場所を申請してスタートする運びになりそうです。
今回、講師の中野さんともつながらせていただきましたので、色々教えていただきながら形にしていきたいと思います。
いろどりアカデミー
「子どもたちのオリジナリティを育み、人生を創造するベースをつくる」を理念に活動しています。
多様性、創造性、共生を大切にしています。
毎週水曜日
8時30分〜15時開校
料金はお問い合わせください。
無料説明会も開催しています。
どんなところか知りたい!
どんな場所でやってるか知りたいという方はぜひご参加ください。
無料説明会日程
2月7日(火)10時〜11時
@ここからいふ広場
2月24日(金)20時〜21時
@オンライン
3月8日(水)10時〜11時
@ここからいふ広場
3月23日(木)10時〜11時
@ここからいふ広場
月1回開催!子育ての悩みを相談できるお茶会
学校に行かないと決めた子との関わり方
学校に行きたいけど行けない子との関わり方
子育ての上でのお悩みや不安全般
なんでも参加者同士で語って心も体もスッキリとしよう!というお茶会です。
概要はこちら←をタップ
お茶会開催日程
3月3日(金)10時〜12時
3月4日(土)10時〜12時
【会場】
ここからいふ広場
〒321−0132
宇都宮市雀の宮4-26-52
敷地内に駐車場あり
無料見学、体験も随時募集中です。
説明会、お茶会も含めて、参加ご希望の方は
下記の公式LINEアカウントよりお問い合わせください。
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