年を重ねるのが楽しみになった、患者さんの言葉 | 鍼灸マッサージ師 高橋久美子のブログ

鍼灸マッサージ師 高橋久美子のブログ

女性専用婦人科コース担当
鍼灸マッサージ+風水薬膳®︎茶

自分で自分の体を治したい。
いつも元気で楽しく過ごしたい。
そんな方にお勧めです。

いつも誰かの為に全力で自分は後回しになっている人へ。
まずは自分を大切に、丁寧にケアしてほしいなあと思います。

進行性の難病で
しかも進行スピードが早くて
みるみるうちに体が動かなくなってきた。

そんな患者さん。


不安や焦りを口にされることもあったけど
やるせない思いをぶつけられたこともあったけど

その都度、受け入れる力がものすごくて

仕方ない。何ができるか。

と切り替えて
いろんなアイデアを私にも与えてくれて!


今日の出張マッサージでのお言葉

「体力は落ちたけど、その分効率よく動けるようになったよ」

本当にそうですよね!

いつも試行錯誤されているのを
私は知っている。


勇気もらうよね‼️


人生の大先輩たちが奮闘する背中を見ていると

年を重ねるのが楽しみになってくる^ ^


施術が終わって、ベッドから起き上がるときに
私は基本的に手を貸さない。

患者さんが
「助けて」「手伝って」
って言うまで、手を貸しません。

と、患者さんにも伝えてあります。


動き方がよくないな〜
こうやって起きたら効率いいな〜

って思うときは
声をかけて誘導して、そのまま機能訓練をすることもある。

本当だ、こうやった方が起きやすいね。

そんな発見もあったりする^ ^


手を貸しちゃうとさ
自分で出来ることを奪うことになるんだよね。

「ここまでは自分で出来る」
が分からなくなっちゃうの。


今日は、患者さんはそれを承知しているから

「私がもがいている間、そこの飲み物飲んでいてください」

と言われたので

患者さんが
よいしょ、よいしょと工夫して起き上がろうとしているのを見ながら

はあ〜、美味しい!

と一杯やっていました(笑)


いやあ〜それにしても
今日の起き上がり方はよかった!!

今までで1番よかった!!

そう感じたので、そのまま伝えたら

先ほどのお言葉
「体力は落ちたけど、その分効率よく動けるようになったよ」

最高のご褒美でした(*^^*)


いくつになっても、チャレンジする背中を
私も追いかけていきます!