「腰が痛い人は腹筋を鍛えるといい」
という話を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。
私個人の考えでは、答えはNO!
なぜなら、腰が痛いと言っても人によって原因は様々で、一括りにできないから。
それに、自分で起きて着替えて家事や仕事をすることができている人は、敢えて鍛えなければならないほど筋力は弱っていません。
⚫︎腰痛持ちではないけれど、朝起きた時に腰が痛い
という症状のある人は、お腹が硬くなっている可能性が大きいです。
そんな状態の人が腹筋を鍛えてガチガチに固めてしまうと、より腰痛を引き起こすことになりかねません。
腹筋を鍛える
というのは、きっと
かがんだり起き上がったりする際に『腹圧がかけられていない』ことによって腰の痛みが出るから
という考えのもとに言われ始めたのだと思われます。
硬くなったお腹を緩めてあげて
ちゃんと使えるようにしてあげたら
自然と腹圧は かかります。
そのために
お腹の感覚を取り戻しましょう(^^)
まずは、自分のお腹に触れてみましょう。
①仰向けに寝て、両膝を立てます。
②両手をお腹の上に乗せて全体を優しくさすります。
表面はふわふわと柔らかいですか?
それとも、張り詰めたように硬いですか?
③次に、深く押してみます。
乱暴に強く押すのではなく、写真のように手を重ねてみてください。
利き手ではない方の手を下にするのがポイントです。
(右利きの人は左手が下)
利き手が下だと、力を入れて押してしまうので、お腹の硬さをうまく感じ取れません。
骨盤の際から 肋骨の際まで
広い範囲で触れてみてください。
硬いところ
押すと痛いところ
ありましたか?
もしもあったなら
今日の夜から
寝る前にそのポイントをほぐしてください。
写真のように手を重ねて垂直に圧を少しだけかけるだけで
痛いのを我慢してグイグイ押すのはNGです。
普段からせんねん灸を使っている人は、ポイントにお灸をしてもいいですよ^ ^
腰が痛くて、更に便秘気味の人には
特にやってみてほしいなあ
目指せ!
ふわふわ愛されボディ