腰が痛いからと、腹筋鍛えていませんか? | 鍼灸マッサージ師 高橋久美子のブログ

鍼灸マッサージ師 高橋久美子のブログ

女性専用婦人科コース担当
鍼灸マッサージ+風水薬膳®︎茶

自分で自分の体を治したい。
いつも元気で楽しく過ごしたい。
そんな方にお勧めです。

いつも誰かの為に全力で自分は後回しになっている人へ。
まずは自分を大切に、丁寧にケアしてほしいなあと思います。

「腰が痛い人は腹筋を鍛えるといい」
という話を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。

私個人の考えでは、答えはNO!

なぜなら、腰が痛いと言っても人によって原因は様々で、一括りにできないから。

それに、自分で起きて着替えて家事や仕事をすることができている人は、敢えて鍛えなければならないほど筋力は弱っていません。


⚫︎整形外科で検査してもらっても特に異常はないけれど、前かがみになると腰が痛い

⚫︎腰痛持ちではないけれど、朝起きた時に腰が痛い

という症状のある人は、お腹が硬くなっている可能性が大きいです。

そんな状態の人が腹筋を鍛えてガチガチに固めてしまうと、より腰痛を引き起こすことになりかねません。


腹筋を鍛える
というのは、きっと

かがんだり起き上がったりする際に『腹圧がかけられていない』ことによって腰の痛みが出るから

という考えのもとに言われ始めたのだと思われます。


硬くなったお腹を緩めてあげて
ちゃんと使えるようにしてあげたら
自然と腹圧は かかります。

そのために
お腹の感覚を取り戻しましょう(^^)


まずは、自分のお腹に触れてみましょう。

①仰向けに寝て、両膝を立てます。

②両手をお腹の上に乗せて全体を優しくさすります。
表面はふわふわと柔らかいですか?
それとも、張り詰めたように硬いですか?

③次に、深く押してみます。
乱暴に強く押すのではなく、写真のように手を重ねてみてください。


利き手ではない方の手を下にするのがポイントです。
(右利きの人は左手が下)

利き手が下だと、力を入れて押してしまうので、お腹の硬さをうまく感じ取れません。

骨盤の際から 肋骨の際まで
広い範囲で触れてみてください。


硬いところ
押すと痛いところ

ありましたか?


もしもあったなら
今日の夜から
寝る前にそのポイントをほぐしてください。

写真のように手を重ねて垂直に圧を少しだけかけるだけでOK
痛いのを我慢してグイグイ押すのはNGです。

普段からせんねん灸を使っている人は、ポイントにお灸をしてもいいですよ^ ^


腰が痛くて、更に便秘気味の人には
特にやってみてほしいなあキラキラ

目指せ!
ふわふわ愛されボディラブラブ