もう何年か連続で参加させていただいております。今年は参加できるかどうか確約できなかったため、ぎりぎりでの飛び入り参加となりましたが、深山の方々には温かく迎えていただきました。

配給される昼食も以前までは仕出しの弁当だったのが今回は地元の手づくりとなり、気持ちのこもったおもてなしという感じでした。

昨年に引き続き「消しゴムはんこ」と「石の造作物」の展示販売&裏メニューの「人生相談」としました。

前夜からの窯焚き作業見学で多少眠かったものの、毎度この時しか会えない参加者の皆さんに挨拶をしてブースの段取りを開始。

同時開催している「あゆ茶屋」での「あゆまつり」は大盛況で周辺は渋滞気味だという話を聞くものの、深山ののどか村は名前の通りゆるやかな時間が流れていた。

今年GWの連休でのあまりに閑散とした状況(人っ子一人いない)も体験しているだけに、お客さんが歩いている姿を見かけるだけでも安心できる。


このお祭りの特徴としては常連客が多いという印象。あの人昨年もいた、ってかんじ。なので毎回同じ催しを繰り返すのでは飽きられてしまう。来年以降少し変化させる必要を感じた。

その中で山形市から駆けつけた方はなかなかおもしろい試みで新鮮味を感じた。実際滑石を使った勾玉作りはかなり人気があった。見習わねば。


マンネリ気味の消しゴムはんこを、初日は「うさと」スタイル、二日目は「寅壱」スタイルでおこなった。「うさと」に誰も反応しないところをみると層の意識が異なるようだ。「寅壱」はテキ屋そのもの。いずれにしろ近づきがたい雰囲気だったのか?


STONE SCULPTURE-はんこ


左上が2009年のしらたか工芸体験まつり。

左下が2008年のしらたか工芸体験まつり。

右上が昨年のそのまんまカフェIN耕野。

そして右下が今回2日間での成果。

一応「体験」がテーマなのでお客さんに書いてもらう。彫るのは自分。

200円から、一文字追加ごとに+100円。

ひらがなの方が柔らかい感じでかわいいですよ、などと言ってみる。が、実は漢字だと画数が多くなる場合があるのと字数が少なくなってしまうというこちら側の都合だったりする。例えば「しらたか」なら500円なのに「白鷹」では300円。そもそも価格設定が間違っている。

STONE SCULPTURE-失敗はんこ

子供さんがまだ小さく、字体おまかせでお願いされた方のを彫り上げてお渡したところ、ご指摘を受けました。チョンが抜けている…。自分にとって結構ショックだった。しばらくその存在を忘れて書いていたかもしれない。あわてて再度作り直しました。申し訳なかったです。

STONE SCULPTURE-塞馬堂
町内のマイミク「月光」さんが様子をうかがいに来てくれました。昨年のお祭り以来。元気そうで何より。というよりよく動けるものだと感心。

操体法の教室を起ち上げたということでご依頼を受けました。「塞翁が馬」にちなんだ命名。なるほど。その時その状況の狭い価値観で判断することもない、ってのは前夜でも話してたことだったがまさに。あるといえばある。ないといえばない。幸不幸も善悪も。ならばせっかくのアトラクション、楽しみましょうよ。

凄腕の整体師、今後がたのしみです。出会っただけで病気も治る、その境地すら行ける切符は手にしているでしょう。なかなか有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

ずっとしゃべっている間、流れるようにお客さんのはんこを作っていた時は無意識に近かった。後になってその感覚がおもしろいと思った。


ちなみに宮城県仙南地域は「らくしゅみ 」へどうぞ。現在操体法総本山「温古堂」の講師であり、クラニオセイクラルやその他様々な手技を使いこなします。※えさを与えないでください。


朝3分の寝たまま操体法

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