託宣、と言えばいいのだろうか、竹駒神社へ行きなさい、と。
数週間前のことだったが、なかなか行く機会がなく10月に入った。
ちょうど4日は満月だったこともあってその日に決定。
以前知人から、過去に自分たちが封印したものを解く作業をしていると言う話を聞いていた。自分が今回この地へ赴く意味はさっぱりわからないが、ともかく行ってみるしかない。そこで何が起こるか知らないが、行くことにまず意味がある。
途中車を運転しながらいろいろ考えていたら「足場を固める」「地固め」というワードが何故か浮かんだ。というわけで馬鹿馬鹿しい話かもしれないが、参道を踏みしめ踏ん張るように歩いた。特別目に見える何ものも起こりはしないが、その程度の事象を期待してるわけでもなかったのでそのまま本殿を目指した。
日本三大稲荷に数えられる。
現代風に言えば「衣食住」の神様。自分にとって今まさに必要とされる基本的なこと。
参拝をすませた時、ふと横にいる男性が気になった。神拝詞を唱えていた。そして何度かの二拍手。
礼儀作法というものが重要だというメッセージに受け取れた。
稲荷さまは、ここ最近のキーワードである秦氏と景教との関連性もあるのだろう。
いずれわかる時が来るだろう。
この晩の満月は、研ぎ澄まされたような鋭い光を放っていた。