黒鴨硯「ＡＭＥＮＩＴＥＳ」

先月依頼されていた硯を引渡しに仙台まで出かけた。

値段の設定が未だよくわからなかったが、このくらいというところで折り合いをつけた。

黒鴨硯「ＡＭＥＮＩＴＥＳ」

ほぼ黄金比による螺旋。

アメニテスという造語はアンモナイトと同じ意味を持つ。

現在の看板商品ということになる。

かなりいい質の石にめぐり会えた。縦に伸びる模様が美しい。

施主さんはモノの価値がよくわかる方。数字が浮かぶとのこと。設定した金額を十分納得していただいた。

硯としてよりも、パワーストーンとしての性格が強い。

実際何人かに触ってもらったら、すごく気持ちがいいといわれた。

同じ仕上げのほかの石よりも、違いがあるらしい。

ともかく、かわいがっていただける方の手元に渡るということは石にとって幸せだし、自分としても嬉しい限り。