県道丸森柴田線をさらに南下する。角田市平貫、東根小学校近く。県道を南進すると左手。北からだと死角になっているのでわかりづらいが、南からだとすぐにわかる。
STONE SCULPTURE-定迎寺
第六番札所・定迎寺。ここは記憶にある。参道手前に向かい合うお地蔵様がお祀りされている。なんとも微妙な表情が印象的。

本堂まで近づき、右のほうを振り返ると犬がいた。ラブラドールかな、と思ったらいきなり吠えられた。が、その鳴き声は背後から。家の中から聞こえた。若奥さんが対応してくれたのだが、ミニチュアダックスとプードルがいた。まだほかにもいるらしい。

本来こちらは馬頭観音なのだが、今はすでにないそうだ。ではせめてご本尊をと、本堂に案内していただいた。左手に近年お祀りされた馬頭観音像が安置されていた。

いきなりお邪魔して無理を言ったにもかかわらず、ジュースまでいただいた。なんともありがたく、感謝の意を伝え、それではと踵を返そうとしたら住職が登場。そこから浄土教に関するご講義が始まった。伝え守る使命を担う者としてのその姿勢は立派だと思う。自分なりの切り口で話をしようとしたが、異端とみなされかねないのでやめた。ここでも曹洞宗の話が出た。当時の新興宗教であった曹洞宗が北を目指して領土拡大を狙ったというような内容だったが、なるほど一理あるなと。確かに異常なほどにこの辺りは曹洞宗が多い。そしてにもかかわらず本尊が釈迦如来ではないお寺がいくつもある。別宗派の廃寺となった場所にもぐりこんだという話だった。なかなかおもしろい。

そしてそのほかにも、仏像盗難の話がでた。大体に共通の話題とも言える。数年前にもこの地域一帯で多数盗難被害にあっているらしい。いろんな見方ができるが、素直に嘆かわしいことだ。


犯罪は肯定しないが犯罪者は否定しない。これが自分の考え方なのだが、危うい言葉だ。肯定しない=否定でもないし否定しない=肯定とも限らない。また行為と存在、犯罪行為があってこそ犯罪者となりうるのだから矛盾しているようでもある。言葉という平面的なツールでどれだけ表現しても限界がある。まぁいいや。


巡礼歌 「はるははな あきはもみじを じょうごうじの まつふくかぜも みのりなるらん」



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