準備しなくちゃいけないのにまだ作品が仕上がっていない。しかも当日の明日は早朝から地区の消毒で近所を回らねばならない。役場へ消毒散布機を借りに行ったりと、なにやらドタバタしだした。そうしてるまにもう夕方近くになってしまった。前夜祭の夕食会は一品もちよりが原則。しかしそんな人様に食わせるほどの技量を持ち合わせちゃいない。第一冷蔵庫には食材もない。そして時間も残り少ない。ということで奥の手を。当日知り合い限定でだすつもりだった手作りせんべいをちゃちゃっと作る。


石工の伊達せんべい


材料

上新粉…適量

お湯(水でもいいかも)…適当

しょうゆ…少々

作りかた

上新粉をお湯をそそぎながらこねる。適当。

こねたらちょうどよい大きさにちぎりまるめてつぶす。

ラップで上下はさむ。

そして電子レンジ表裏で各1分か2分。

そしてトースターで少し焼く。そのごしょうゆをぬりさらに焼く。

なんとなくこんな感じ。


見ての通りかなり適当なので、当然最初から難航する。お湯が多すぎて生地がくっつく上新粉を足しながら様子を見ること数回。学生時代、石膏取りのとき配分間違えてあわてたことを思い出す。ちゃんと量りましょう。ここでオリジナリティを出すために墨の粉を入れる。俗に耳たぶくらいの硬さがよいらしいが、なんとなくてにくっつかなくなるまで上新粉で調整。かなりぐだぐだな作業内容。それでもめげずにレンジで加熱を繰り返す。まだ少しグネグネしている。本来は数日間天日干しするらしい。が、そんな暇はない。しょうゆをぬりぬりしながら、トースターではいまいちなのでフライパンに切り替える。水分を飛ばす。ここも本来かなり重要な工程らしいのだが、ずいぶんとはしょった。墨で黒いこともあり、焦げたのかどうかさえわからない。そして硬くなるまでとにかく水分を飛ばしてできあがり。今日は試食もせずそのまま持っていくことにした。食べなくともわかる。それがいかに強固なものであるかを。

6時から知り合いのトモカズさん主導によるヨガに参加。8人くらいで各々ござを敷いて指示に従う。方便としてなかなか優れているなと感じた。満月はまだ現れなかったが、いい雰囲気の中、体が少しほぐれる感じ。じっくり味わいたいところだったが、暗がりの原っぱでは蚊に奉仕しているというか人身御供状態。トモカズさんだけはじっくりと浸っているようだったが、参加者はかゆみとの戦い。用心して長袖で行ったのはよいものの、靴下や頭に巻いた手ぬぐいの上からも容赦なく刺してくる。これも自然と一体になることの一部なんだろうが、最初にしてはハードルが高い。今度落ち着いた場所で改めてヨガに触れてみたいと思った。

一通り終わり、いざ食事会。さて食べようかという時、主の電話がなる。近場で知り合いが車のバッテリーが上がり立ち往生しているようだ。誰かと思えば自分の大学の先輩。ブースターケーブルを持っているので、救出に向かうことにした。すぐに終わると思われたが、現地へ行くと狭い敷地内に道路に背を向けて車は止まっていた。ニュートラルにして車を押して移動しようとしたが、CVTのセレクターが動かない。一瞬焦ったが、シフトロックをみつけて解除、なんとか移動することができた。ケーブルをつなげるとあっさりと始動した。この季節で、今日は満月だからまだよかった。これが真冬の新月の日ならひどかったろうなぁ。先輩は少し動揺しているようだったので落ち着いて帰るように言って、また前夜祭のお宅へ戻った。

主を含む大半が公民館での小さなシネマ館へ流れてしまった。それでも何人かのグループが残っていた。なにはともあれ残っている人、ではなく料理を味わうことにした。どれもがちゃんとした料理として成り立つこだわりのあるものばかり。がっつきながら知人夫婦と話す。大学の同期だったとはいえ、知り合ったのは最近。話しているうちにようやく彼らは、明日のそのまんまカフェに参加することを知った。チラシには名前が載っていないこともあり、前夜祭の段階でもまだ、誰が何をするのか把握していない。どんなことになるのやら。

ともかく蓋を開けてみなければなんともわからない。自分もこんなブログだらだら書いてないで、用意しなければならない。まだ何をやるか決まって…ないわけじゃないが不明瞭。とりあえず小道具と作品いくつか持っていって、即席で何かその場限りのことをやってみようと思う。そんなに引き出しが多いわけじゃないが、多少の小手先の技はある。楽しみだ。


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