今後、この小さな硯を、機械化による量産体制という方向にいかないよう、なるべく手作業の時間、触れ合う時間をとりつつ、造り続けていこうと考えております。
ただ、あまり時間をかけると単価が高くついてしまうのでほどほどに。
無論要望があれば、たとえば一万円分の時間をかけて制作することも可能です。
わかる人にはわかるものですから。
これよりも小さくすることは技術的に可能ですが、取り扱いなどを勘案すると爪先くらいがちょうどいいサイズかと思われます。
先日100ミリのディスクグラインダーで小さくカットした石を削っていたら手元が狂って、爪と皮膚が少しえぐれてしまいました。かなり危険を伴う作業です。そのやり方はねぇだろって突っ込みがきそうですが…。
HEALING + INKSTONE =HEALINKSTONE
これは一般向けの方便です。
正しくは
FEELING + INKSTONE =FEELINKSTONE
のほうが意味合いとしては合っているかと思われます。
本来癒しとは、外界からの何らかのエネルギーによるものではないと考えています。
パワーストーンやパワースポット、ヒーラー、その他癒しグッズなどなど、様々な人や物や場所などを介して癒しを得ようとする人々は沢山いますが、思うに医者や病院、薬といった治療的意味とは異なり、それらを用いることで自身の内にあるものを引き出したり調整したりするきっかけなのではないかと。あくまでも自分自身の自己回復、調整を促すものだと考えています。
一枚2000円で販売いたします。