昨日は紅花祭りの会合に出席するため山形へ向かった。

それだけのために往復するのもなんなので深山工房の傍らで少し作業。

家では隣近所を気にして遠慮がちだった切削作業もガンガン。

マスクを忘れたので粉塵をかなり摂取してしまったが、そんなことも忘れて集中。


休憩しながら工房の金田さんと話をしていた。彼は今隣の蕎麦屋をたまに手伝っている。

陶芸家だけにコネコネするのは慣れているのだ。しかしシンプルなだけに奥が深く難しいという。

その作業は朝が適していて、いざ始まると終わるまでは一気にやらねばならない。毎回決められた作業を淡々と。「ルーティーンなんだ。これを陶芸にも生かせれば…。」と彼は言う。我々のような自由業はなかなか勤め人のようにはいかない。本人の意識の問題なのだが。特に自分は陶芸とは違い、今まで量産ということはしたことがない。一品モノのみ。仕事の時間も休みもバラバラ。仕事でなくとも、何かそういった習慣を持ちたいものだ。

ルーティーンって言葉はなんかしっくりこない。目指すは三昧だな。