自分のシンボルマークというか、ロゴというか、象徴的記号のようなものを最近欲していた。

少しずつ、作品を通して外界との交流をはじめた現状では自然な流れだった。

今までは売るためというよりは見せるための作品だったので、こんなことにはならなかった。

そんな矢先、先日の瞑想会での雑談の席で、初対面の方から指摘された。

わかりやすいシンクロニシティ。いい感じだ。


その後家で何気なく考えていたら、ふと、瞑想会を主催しているトキさんが話していた言葉が浮かぶ。

多少の迷いがあったが、まず、造ってから考えてみようってことにした。

そして手頃な石で彫り始めた。おなじみの黒鴨硯の原石。


STONE SCULPTURE-示し申す


何度も押しては削りを繰り返す。これは最初のほうの印。

STONE SCULPTURE-示し申す2


微妙に変化して、とりあえずこれで落ち着いた。

実際のところ、しっくりこない。慣れの問題か。そのうちなじむのだろうか。

まずはこれで周りの反応を見て、それから判断してもよさそうだ。

篆刻という部類に入るのだろうが、セオリーも何もお構いなしに自分なりのものができた。

屋号とか名刺とか、いろいろ考えなければならないものが出てきそうだ。