ハンドスカルプチャー

鑑賞するための彫刻ではなく、触れて愉しむための造形物。

絵画などの美術作品とは違い、彫刻は感触で認識することができる。

目の不自由な人にでも感ずることができる。

目で見ることよりも原始的に感覚的に味わうことができる。

素材感、肌ざわり、重み、質感…。

無意識にずっと握っていたくなるような、そんな存在。


STONE SCULPTURE-heal3


黒鴨硯の原石を使用。

STONE SCULPTURE-heal2

手の大きさや形、感じ方は人それぞれ、気持ちのいいポイントは異なる。

人が選ぶというよりはむしろ、石が人を選ぶのかもしれない。


STONE SCULPTURE-heal1


心地よさを味わう。



ハンドスカルプチャーには何か可能性を感じる。

単なる造形物ではない。特に素材が石の場合。

ヒーリングの要素がある。逆の場合も。

石という存在はPCでいうHDDやメモリーのような、そういう側面がある。

そこに制作者、あるいはある能力のある人々が意識を流すことで癒しにもなれば呪詛の道具にもなる。

そして持ち主の意識。意識は石気となる。



HEALING STONE 癒しの石

硯はINKSTONEというらしい。

HEAL LINKS TONE

癒し  つながり  音、声

HEALINK STONE

いろんな意味合いを内在して

このシリーズはHEALINSTONE と名づけよう。