石仮面 




JOJOの奇妙な冒険。思えば中学生あたりからだろうか。当時週刊少年ジャンプで連載頃は第2部か3部あたり。少年誌にはいささか不釣合いな感じのする、それでいてグッと惹きつけられる存在感。今とは違い当時ジョジョファンであることを公言する人も少なかったように思う。キャラからコマ割り、台詞、絵柄、ストーリー、テーマ、何をとっても独創的で斬新に感じた。何かの引用やモチーフとなった題材、作品がちらちら見え隠れするのもおもしろい。ある種の哲学、宗教性とも共通するものがある。


単行本を購読しだしたのは何故か34巻から。以後現在連載中のSteal Ball Runまでの初版本が、棚に並んでいる。




ブログを見返せばもう2年も前の話になるが、何気なくジョジョについて検索して楽しんでいたときのことである。第1部、2部に物語の重要なアイテムである石仮面を実際に造っている人々のHPにぶちあたる。


何て馬鹿な…という羨望と畏敬の念を感じた。そしていささかの嫉妬。


それぞれが工夫を凝らし、実に楽しげにおおらかに表現しているのを見て、だんだん自分でも造りたくなってしまった。そしてふと気付く。誰も石で造ってない。石仮面なのに。


それから石仮面の製作がスタートした。エイジャの赤石がないので普通のバージョンで。大まかな形やえぐる作業はグラインダーを使用したが、ほとんどの行程は手作業。カーズが造る姿を想像しながら。


しかし手元には資料がない。前述したとおり33巻以前は持っていない。ネットで画像をみながら、形作っていく。考えてみれば石仮面はひとつひとつ違う形であった。当然だとも思う。自分なりのカタチでいいんだと見切って作業を進めてゆく。とは言っても、この2年ずっと造り続けていた訳ではない。


一年以上外にぶん投げて2度目の越冬。雪が解けて造りかけの石仮面が地表に現れたのを発見し、完成させなければと決心したのである。


カタチ自体は原作に忠実ではないが、石仮面という意味合いとしては間違ってはない。まぁいっか。


【コスプレ衣装】グイード・ミスタ 帽子

全体のバランス、細部のツメが甘かったな、と思いつつも、中をえぐってしまった以上、ここからの加工は危険なので、後日目の部分だけ修正することにして、とりあえず画像UP。


STONE SCULPTURE-石仮面




作り方のポイントは、最初に表を加工してしまう。


最後に裏をえぐり、目に穴を開ける。


【犬の服】ジョジョの奇妙な番犬【ドッグウエア】




STONE SCULPTURE-石仮面3




まだちゃんとかぶっていません。


普段メガネをかけているので干渉してしまう。




人間ではないカーズたちはともかく、ディオは片手で懐から取り出していたような気がします。


かなり厳しいです。


ドッピオ とお~るるる ストラップキーホルダー






STONE SCULPTURE-石仮面2




材質:福島県須賀川産 江持石




石材加工の道具はこちらで


http://tools.amenites.com



石仮面 デコレーションシール

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