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大学で教育心理学の授業を担当している。
春学期(勤務校では前期をこう言う)は
100分を14回。
第10回のテーマは「評価」(教育評価)
もちろん原理・原則、方法を学ぶが、
学んでほしいのはそこだけではない。
授業後に書いてもらっているリフレクション。
ひとりの学生の記述に大事なことがつまっていた。
「伝えたいこと」をまるっと受け止めてもらえたようで
ホッとした。
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以下、学生のリフレクション
・・・授業内で先生が私のRPについて触れてくださいました。
当時の私は、話をする前に頭ごなしに否定されてしまったので、
今回の授業内で先生が「話を聞き取っていたら」「きっと良い子なんでしょうね」
と言ってくださったことで過去の自分が救われたように感じました。
そして、評価されるとは、単に点数をつけられることではなく、
理解しようとしてもらえることなのだと実感しました。
前回の課題で先生からのフィードバックにあった
「当時の先生が私の言い分を丁寧に聴き取って、
改善策を一緒に考えるような場面があったらどう話していただろうか?」
という問いかけに、改めて自分に問い直してみました。
もしあのとき、私の話を受け止めてもらえる雰囲気があったなら、
私はどうすれば自分の考えを伝えられるか、
どこまでが認められる範囲なのかなどを正直に相談したかったと思います。
ただ反抗したかったのではなく、自分なりに納得して動きたかったという
気持ちをあのときの私はうまく言葉にできずにいたのだと思います。
この授業を通して強く感じたのは、
人を簡単に評価してはならないという当たり前だけれども見落とされがちな原則です。
教師は一人ひとりの生徒を限られた情報と時間の中で評価しなければならず、
そこにはどうしても主観や状況の影響が入り込みます。
だからこそ、評価は常に仮のものであり、絶対的なものではないという
謙虚な姿勢が必要だと感じました。
また、教員が安定した精神状態でいられることは、
ひいては子どもたち一人ひとりの丁寧な評価にもつながるのではないでしょうか。
教育の質を高めるには、生徒への目線だけでなく、教師自身をどう支えるかという
視点も不可欠だと感じました。
ありがとうございました ![]()