新生地球フランスの旅 Page ３ ☆

Page 2　からの続きです。

Page 1　は、こちらに。

　　９月　１４日（後編）

フランス到着～！！　　

機内から出て外をみると、

直前まで　強い雨が降っていたようで、

地面には　水が溜まっていた。

　太陽からの日射しで、キラキラ光っている。

入国審査は、気が遠くなりそうなほど長蛇の列。

その審査はというと、日本並みにあっさり終了。

・・・アメリカが厳し過ぎるのかも。

荷物も　なかなか出てこなかったので、

別のところに行ったのかと思ったほど。

ようやく到着ゲートを出て、

インフォカウンターに並んでいたら、

ツーリストインフォは、

別カウンターということで　また移動し、

ミュージアムパスとカルネ（メトロチケット）をゲット。

ホテルまでの移動は、送迎サービスを予約済み。

到着した時点で　電話を入れることになっていたので、

公衆電話を探して掛けようとすると、

自動音声のオペレーターがフランス語で、

何を言っているのやら・・・

何度かトライしたけど、うまく繋がらない。

ツーリストカウンターに戻って頼んでみたら、

日本語が少し話せる人がいて、

自分の携帯から掛けて　代わりに伝えてくれた。

・・・有り難かった～。（ぺこりん）

到着１時間後のピックアップ予定だったけれど、

電話した時点で、すでに２時間ぐらい経過。

さらに　ラッシュアワーということで

４５分後になるという。　おいおい！

ざっと計算すると、家を出てから、

この時点で　すでに３７時間ぐらい経っていて、

ここで　どっと疲れが・・・。

４０分ぐらいで来てくれたものの

別のターミナル前で止まり、グループを載せることに。

てっきり個人手配と思っていたので、

さらに・・・。

乗ってから、しばらく走ったところで、

突然の豪雨。　

同時に強い眠気に襲われて、しばらく爆睡。

どれくらい時間が経ったのか、

目が覚めたところで　空が明るくなってきて、

　太陽が　雲の中から顔を出してきた。

助手席に座っていたので、

眩しいくらいに　光が入ってくる。

かなり道路が混んでいたようで、

乗ってから　１時間半は経っている。

＞　空港からパリ市内までは、

普通なら　３０分から１時間ぐらい。

その上、最初に降ろしたのは別グループで、

一番最後になった。

おいおい！

心身共に　とっくに限界を通り越していて、

スタート時から　こんな調子だったら、

この後どうなるのかと　

悲観的な気持ちになりかかっていたら、

前を走っていたバスが　目に入り・・・

　　Iris bus ！！

こんなサプライズまで　用意していたなんて。

一気に力が抜けて、涙ほろほろ。

＞　帰ってから　調べてみると、

ロゴが　ドルフィンになっていたなんてことも。

うるっ

周囲は　光に溢れ、

ますます輝いてきた。

乗った時には　疲れ果てていたし、

ドライバーさんも無口な感じだったので、

会話なしで走っていたところ、

ここに来て　こんなことを・・・

「長い時間　待たせたので、

パリの良いところを　案内してあげるよ。」

オペラ座ガルニエ宮の前を通りながら、

手頃でおいしいという　レストランを教えてくれたりと、

あれこれ説明しながら走り、

少し細い通りに入って出てきたのは、

著名人が泊まっているという

ホテルリッツパリの裏口。

何かと思ったら、ダイアナ妃とドディ氏は、

ここから出たところで車に乗った後、

事故で亡くなったという。（！）

・・・そう、あれはパリだった。

今でもはっきり憶えている。

カナダに住んでいた時のことで（１９９７年）、

速報ニュースで知った。

お妃候補として話題になっていた頃から、

注目していて　大好きだったので、

かなりショックだった。

その日の夜　プロポーズをするつもりだったことなど、

背景に様々な経緯があったことを知り、

切なくて切なくて　たまらない気持ちになっていたことを、

ここで思い出した。

あの二人の愛も、

この世では結ばれない運命だったと・・・。

続いて　この通りには　

シャネル 1号店があると言いながら・・・

「Look Look ！！」　

シャネルのデザイナーが、

お店に入ろうとしているところだった。（！）

その分野は全然詳しくなかったので、

後でチェックしたら、確かにこの人。

カール・ラガーフェルド氏だった。

ドライバーさんも、この目で見るのは初めてということで、

ちょっと興奮していたりして。（笑）

写真は間に合わなくて、こちらは入った直後。

見事なタイミングで　サプライズが続く。

開けた場所に出たところで、

ルクソール神殿と対になった　オベリスクが登場！

太陽は、さらにパワフルに輝いている。

その先には凱旋門。

こんな感じの通りになっている。

ブランド店が軒並ぶ　シャンゼリゼ通りを走りながら、

あの店が○○で、ここは○○などなど。

こちらは　ディオール。

　　そして、ついに見えてきたのが　

われらが　エッフェル塔～！！　　

その手前で、あるモニュメントが出てきた。

それが、ダイアナ妃への慰霊碑「自由の炎」で、

事故があったのは、その先にあるトンネル。

そう、エッフェル塔の近くだったのです。（！）

その時の車が　ベンツで、

乗っている送迎車も　同じくベンツだったり、

今この時に　こうして案内されていることも

プランになっていたのを感じた。

あの二人の「真実の愛」も、

ジーザスとマグダラのマリアのように、

ようやく昇華する時が来たことも・・・。

エッフェル塔が　近づいてきた。

ようやくここまで来たのねと、

感無量になりながら、また後でね～。

空港を出てからは、２時間半。

ドライバーさんも　かなりのオーバーワーク。

ご苦労さまでした。（ぺこりん）

家を出てから４０時間経って、ようやくお宿へ。

今までの最高記録なり～！　（ふ～っ）

それにしても　こんなに時間が掛かるとは・・・笑

それも　蓋を開けてみれば、

全てのタイミングを合わせるためで、

宇宙の計画通りだったのですね。