イリッチ通信 古い政治に喝! “自由民主党 所沢市議会議員 入沢ゆたか オフィシャルブログ”

自由民主党 公認。所沢市消防団第7分団 団員。3歳から所沢在住。早稲田大学大学院 政治学研究科(修士)修了。早稲田大学 政経学部政治学科卒業。西富小・富岡中・ミチル幼稚園出身。所沢商工会議所・青年部(所沢YEG) 会員。
   


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おはようございます。入沢 ゆたかであります。
ただいま、質疑をさせていただき、なお一層、気持ちを強くいたしました。

それでは、教育福祉常任委員長報告にあった「教育環境の改善を求める決議」に対し、反対の立場から討論いたします。

反対の理由、その一つ目は まず、我々には、3月議会において、「平成24年度 所沢市一般会計予算」を認めたという紛れもない事実があるから、であります。

【3.11以降、必要不可欠であった原子力発電所が実は、地方、田舎の犠牲の上に成り立っていたと再認識をさせられた。したがって、便利や快適さを追求していくだけの世の中が、果たしていいものか、足元から考えなおす時代が来たのだ。
そして、冷房がついた学校では、休み時間に外で遊ばなくなったという話もある。部活も掃除も、外でやる。将来、肉体労働者として働く子どもたちだっているのではないか。

そして、なんといっても、狭山ヶ丘中学で教鞭をとった先生や卒業生にも聞いて、どうにかやっていけそうだと判断をした。

そこで、国からの補助金を断り、市の借金もやめにして、何とか捻出をした、そのお金を「人」へ当てた。2年前、財政難から廃止になった、小学校の、「心のふれあい相談員」などに充てた。】

これは、3月議会で市長が、いわれた言葉であります。
ここで、市長は、エアコンか、それとも人の配置かの選択を、われわれに迫ったのであります!
冷房をつけるべきか、つけざるべきか!そんなものは、つけるべきに決まっている。しかし、そうではない!!論点をごまかさないで頂きたい!

冷房をつけるということは、人の配置をあきらめる、ということなのであります。あの時、そう説明を受けたわけですから、われわれ、議員たるもの、知らなかった、とは言えないはずであります。

わたしは、「人と人との絆」を教育の礎とするならば、教育の質の向上のために、「人そのもの」を現場に入れる施策(せさく)を優先するべきであると考えます。
いや、もし、それでも、温度を下げる冷房設置を優先するのであれば、なぜ、皆さん、あの時に、予算に対し、身を挺して、「修正案」を出さなかったのでありましょうか。

確かに、財政に余裕があれば、冷房も入れて、人を「あてる」決断を市長は、したかもしれません。しかし、いま、それができない!
市の財政の厳しさは、我々、議員がこのことを、一番よく知っているはずではありませんか。
議員たるもの、すべての人にいい顔をしないで頂きたい。それこそが、今の、日本全体の「決められない政治」の「最大の元凶」ではありませんか。

だからこそ、市長は、たった一つの苦渋の決断をせざるを得なかったのであります。
市長は、冷房をつけないことにより、捻出したお金で、「マルチサポーター」、「心のふれあい相談員」、「障害児の介助員」の配置をしたのではありませんか。

したがって、私は、委員会提出の決議案に 到底、賛成することはできないのであります。

具体的に申し上げれば、この学校運営マルチサポーターについては、現在、向陽、小手指、美原、南陵、所沢、そして件(くだん)の狭山ヶ丘中に派遣されております。

本来であれば、残りの9校にも派遣すべきであります。決議の理由に書かれていた「他の学校との教育環境の均衡」をもしも指摘するのであるならば、こちらこそ問題にすべきではありませんか。

私はそう思うのであります。

一方、心のふれあい相談員については、市の財政上の理由から、平成22年、23年の2年間は、中学に派遣していた相談員を小学校に再派遣をすることで、まさにお茶を濁していた形を採っていたわけであります。

相談員さんは、相談室に閉じこもらず、教室の見回り、給食を子供たちと一緒にクラスで食べる。
また、不登校や発達障害の疑いがあるお子さんと学校内で触れ合うわけであります。
どうしても、不登校などは、家庭に問題を抱えていることが多い。
したがって、担任随行の上で、家庭訪問をしているのであります。
私が昨年の6月議会の一般質問で主張した、「スクールソーシャルワーカー」に近い存在であります。
今年度から、小学校に16人の相談員が配置をされた。2校に1校の割合であります。
したがって、残念ながら、週の半分しか派遣ができない。

ある校長先生からは、本来であれば毎日でも来てほしい…、現場は、ものすごく、大変だ…との声を聞いております。

こうした、「人を配置すること」が、どれほど子供たちの人生、特に悩みを抱えている子供たちにとって、大切なことか、助けになっているか、わかるではありませんか。それと、クーラーは別の問題だとごまかさないで頂きたい。
もし、ここで冷房をつけることになれば、これらの施策(せさく)は、すべて「ご破算」になるのであります。
皆さんは、それを、いま、この議会で求めようとしているのであります。ほんとうにそれで、よいのでしょうか!

さて、教育福祉委員会決議に話を戻し、決議反対の2つ目の理由を申し上げます。
果たして、本当に熟議されたのでありますか。
当然ながら、百聞は一見にしかずであります。
委員会の皆さんは、現地に行って、教室内に入って、実際に耳で体験したのかどうか。
中にいるときの騒音と外の騒音を調査したのかどうか。
もしも、それがなされていなければ、熟議されたとはいえないではありませんか。

さらに、騒音のことを考えれば、涼しい時期には、当然、窓は閉めて授業は、されているはずであります。

しかし、先日、放映されたNHKの映像でも、多くの窓が、開け(あけ)はなたれている映像が流されておりました。また、現実には、窓を開けて授業をしていることがあると聞いております。
そして、私も実際に、窓があいている状況をこの目で、見ております。いったいこれをどう解釈したらよいのでしょうか!

また、私は、今回、保健室来室者について教育委員会に「資料請求」をいたしました。
7月は、狭山ヶ丘中学、44人、小手指中、24人、向陽中、67人、所沢中、113人。9月は、狭山ヶ丘中学、43人、小手指中、27人、向陽中、82人、所沢中、110人ということであります。
実は、ここに重大な問題が隠されていたのであります!

狭山ヶ丘中学以外の学校は、全体の来室者の数と原因別の来室者の数を、こと細かに、正直に回答してきました。

しかし、狭山ヶ丘中学の来室者数だけは、すべて「暑さ」が原因で保健室に行った来室者の数なのであります。

いったい、何人の生徒が保健室に来室したのか、狭山ヶ丘だけ、回答がない。記載がない。
回答書には、こう書いてありました。

「3月に行った、「暑さによる来室者数調査」で人数を把握した後、平成23年・来室者記録については、23年度末に担当者が記録を処分した、廃棄をした。」とのことであります。

皆さん、このようなことが果たして、許されるのでありましょうか。
所沢市教育委員会文書管理規則 第9条第2項によれば、文書の保存年限は、「所沢市文書管理規則に定める基準に基づき、主務課長が定めるものとする」とある。

また、所沢市文書管理規則 第9条には、保管期間が詳しく定められているのであります。

保健室の来訪者記録は、個人情報云々というのは関係なく、少なくとも1年以上は、保管していなければならない。さらに、所沢市情報公開条例 第2条第2項を鑑みれば、「メモ用紙」さえも、公文書に該当するのであります
記録そのものを廃棄したということは、まさに公務員が、本法令に反することをしたということではありませんか。これは、大問題であります!

みなさん、ここに何らかの「作為」を感じることができないでありましょうか。
 
以上、騒音と授業についての実態把握と暑さによる保健室来室数の2件について、きちんと精査、熟議がされての決議だったのか、私には、はなはだ疑問が残る、のであります。
だからこそ、皆さん、併せて、もう一度、ご判断いただきたいのであります。

さて、【一週間前の定例記者会見で市長は、改めて冷房を設置する考えがないことを表明されました。また、震災後は日本全体で生き方を変えなくてはならない。お金の使い方も変えなくてはならない。今までこうだったからというのはいけない。既得権益を維持したままではいけないといわれました。】

ここには、市長の、かくあるべしという「価値観」が主張されているのであります。

私は思うのです。かくあるべしという「価値観」を世に伝えること、そのことこそが、政治家の役割である、と。親の子供に対する家庭内での役割もまた、そうであります。


今、既得権益を壊すことに、我々、日本国民は、熱狂的であります。
 それなのに、本所沢市議会は、その全く、逆のことを主張しているのではありませんか?

一度、既成事実が動けば、既成事実は変わらない。公共事業の名のもとに、一度、始まった事業はもう止まらない。
これこそが、「行政の継続性」の名のもとに、「借金まみれ世界一」の日本をつくったのでは、ありませんか。
「もらえるものは、貰っておけ」の連鎖が、借金大国・日本の姿であります。
社会のために、公のために、地域のために、己を滅する、すこしは我慢をする、めんどくさいことをする、という精神がなくなってしまったのでありませんか。

私は、自治会の加入率の低さも実は、こういうところにすべて、繋がっているのと思うのであります。


子どもたちも社会に出れば、厳しさが待っている。一流大学をでても就職も厳しい。これからは、我々、大人も、厳しさを率先して受け入れていかなくてはならないのであります。厳しさを受け入れる人間が、たくさん、増えなければ、本当に困っている人を社会が助けることが、出来なくなってしまうのではありませんか。

生きていくのは本当に辛い。もっと、厳しい社会、我慢を強いられる社会が我々を待ち受けているかもしれません。
人の既得権益を壊すということは、自分たちの既得権益をも壊さなければならない。物凄くしんどい、本当に、辛いことなのであります。
私は、最後に、いいたい。

狭山ヶ丘中の子供たちに、「申し訳ない、君たちに、扇風機で我慢してもらうおかげで、所沢市に3200万のお金が浮いたんだ。その代わりに、心の悩みを抱えている小学生やそのお母さんたち、障碍を持っている子供たちの助けになる専門家の先生や狭山ヶ丘中はもとより、向陽・小手指・南陵・所沢中の学校運営の助けになってくれる先生を派遣する費用が捻出できたんだよ…と。
君たちが我慢をしてくれたおかげで、所沢の仲間たちが助かっているんだ!

このように伝えることこそが、我々大人の使命なのではないでしょうか!
信念をもって、体を張って、命を張って、「設置はしない!」といっている市長に、それでも何とかならないのか!、と再考を求めることは、まさに、目の前の損得を考えた、「議員の保身行為」であり、価値観を共有する一政治家として、どうしても、私にはできないのであります。


以上3つの観点から申し上げました。

願わくば、皆様の「ぜひとものご賛同」を求めて、教育福祉常任委員会提出の決議案に対する反対討論を終わりとさせていただきます。
 
ご清聴 誠にありがとうございます。
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