アテネ1日目は以前からずっと行きたかったミケーネ遺跡に行くことにしました
ミケーネはペロポネソス半島にありアテネから2時間ほどで行けるのですが山奥なので自分で運転するか車をチャーターするしかなくアテネ発の日帰りツアーに参加することになりました
ホテルまでピックアップのバスが来てくれますが、街中で行き先によって違うバスに乗り換えます
私が参加したツアーはコリントス運河→ミケーネ→(ナフプリオンでランチ)→エピダウロスで所要時間9時間ランチ込みの113€
(英語ガイド)
バスはキチンとした観光バスで
乗客の多くは欧米系
中華系数名
日本人数名
といった構成でした
なぜかそこに日本語ガイド+日本人家族がいましたが、バスだけ一緒であとは別行動でした
結局日本語ガイド付きってだけで値段は高くなるんですよね(50€くらい)
バスはアテネ市内から高速にのり一路ペロポネソス半島を目指します
ペロポネソス半島までは海岸沿いを走りますので海が見えるためとても気持ちいいです
コリントス運河はペロポネソス半島の入り口にあります
暴君ネロの時代から運河の建設が始まったものの途中何度も頓挫し19世紀半ばにようやく完成したコリントス運河ですが
大きな船が通過できるような広い運河ではありませんでした
しかしこの狭さが逆に圧巻でしたが
そういえば、私がすごくペロポネソス半島に惹かれた理由として
一つはシュリーマンがミケーネ遺跡を発掘したこと(学生のときからシュリーマンファン)
もう一つは沢木耕太郎が「深夜特急」の中でペロポネソス半島を訪れるエピソードがありとてもそれが印象的だったからです
沢木自身、アテネに着いた途端に妙な違和感を覚えます
長らく旅を続けてきた結果、目新しいものにあまり感動、興奮しなくなり、旅は人生と同じく青年期から中年、壮年期になると語っています
その壮年期がギリシャだったと
アテネはヨーロッパ的な雰囲気があり、都会です
それに比べてペロポネソス半島の田舎ぷりといったら!
大いなる田舎、と呼ばれているのがわかります
この辺りはサントリーニ島で訪れたGAIAのネメアのワイナリーがある場所です
隆起のある地形で斜面もありますからブドウの栽培には好適です
更にペロポネソス半島の名産物はオリーブ、果物だそうで、乾燥した大地にもかかわらず豊かな実りがあるようでした
実際道端でお店を出しているところもありました
山の中へどんどん進んでいくと
小高い丘が見えてきました
ミケーネ遺跡です
ミケーネはシュリーマンが発掘した遺跡ですが
シュリーマンが初めに発掘したのがトロイアの遺跡です
ミケーネ文明はクレタ島、サントリーニ島を基盤とするミノア文明とほぼ同時期に発展した高度な技術を持った文明だったそうです
「イリアス」の中にも出てくるミケーネの王アガメムノンの黄金のマスクが出土しお墓があります
実際は黄金のマスクはアテネ市内の考古学博物館に所蔵されており後日見に行きました
ミケーネで発掘されたもののほとんどは考古学博物館に所蔵されています
アガメムノンは妻クリュタイムネストラとその愛人アイギストスによって殺害されますが
娘エレクトラと息子オレステスによって復讐されるというアイスキュロスの悲劇として有名です
(エレクトラ・シンドロームという言葉はこの話から。
女児が父親に対して強い独占欲的な愛情を抱き、母親に対して強い対抗意識を燃やす状態を指すこと)この辺りの話を知っておくとよりミケーネ遺跡を楽しめます
パリスの審判も知っておくとさらに面白い
みんなで、この前で手拍子
獅子の門です
どうやって作ったのか石を切り出して三角に積み上げています
遺跡は遥か彼方まで見通せるひらけた丘にあります
アガメムノンのお墓?らしい
ランチは港のそばのホテルのテラスで食べました
遺跡は遥か彼方まで見通せるひらけた丘にあります
ミケーネの遺跡は観光客がいなければひっそりとした場所です
ミケーネを後にし
美しい港町ナフプリオンへ
ナフプリオンには港町らしく
少し賑わっています
沖にはベネチアの要塞だったブルジイ島
海の青さがハンパないな
バスツアーですから一緒にごはんをたべたのですが
同じテーブルにはニュージーランドからきたご夫妻と
ひとり旅だというオランダ人のリアーナでした
彼女はバカンスでインドにヨガを習いに行き、帰りにアテネに立ち寄ったそうで
まだ日本にはいったことがないの!
と色んな話をしました
とにかくインドが大変だったこと、仕事のこと、オランダのこと、日本のこと、これからのこと、など
オランダではマーケティングの仕事をしていると言っていました
で、仲良くなった!
日本人もいたんですけど日本人は日本人同士で話してたんで、よくわからなかったです
日本人はやっぱりちょっと控えめな感じです
ランチが終わってエピダウロスの遺跡へ行きました
エピダウロスは野外劇場があって
夏の時期はギリシャ古代劇がこの場所で上演されています
その日もセットがありました
わざわざアテネから見にくる人がたくさんいるそうです
みんなで、この前で手拍子
すると周りの劇場が真ん中に音が反響してものすごく響きます
このかなり広い劇場でマイクなどありませんからね、古代は
すごい建築物です













