入った時点から嫌な感じがした
まずネイリストの目に笑顔がない (マスクをしているので目しか見えない)
淡々とカウンセリング
説明もそこそこに、オフが始まった
その間、会話ナシ
私もいつもなら話しかけるのだが
しばらく黙ってみていた
そしていよいよデザインを決めようとした時も
全く提案もない
今までコミニュケーション能力の高いネイリストさんにしかしてもらっていなかったので、提案してもらって微調整ということが多かったのだが
今流行っているデザイン
この季節向きな色
普段のファッション
なんでも切り口はあるはず
ネイルって2時間近くかかるので
ネイリストさんとの会話が楽しくないと辛い
私はなんだか憂鬱になってきて意欲もなくなって
早く終わらないかしらとばかり考えていた
この陰鬱なネイリストと話す話もない
仕事は確かに丁寧だし、手際も悪くない
でももう二度と行きたくないと思った
それは
いい反面教師だとその間考えていた
私は
ソムリエと日本語教師という
2つの仕事をしているのだが
その2つに必要なもの、というのが
コミニュケーション能力なのだ
初めてのお客様には様子を伺いながら、お好みのものを探し出し、提供しなければならず、それに必要なものはやはり
「相手の希望を引き出す」
ことであるし
また常連のお客様にしては、日々変わる様子で話の内容を選び、また新しい切り口を提案する、という必要もある
それをしないならば
サービス人ではない、と言われている
日本語教師にしてもそうだ
同時にたくさんの生徒に同じことを教えるが、全員が同じ理解度ではない
皆がわかりやすい方法をみつけ、どう伝えるか
それによって理解度、進捗度が全く違う
そんな風に考えると
「人に伝えること」の中には
「人の欲求を引き出す」ことも含まれる、
いや、むしろ私に求められているものをきちんと理解する、そしてそれに応えられることが大切なんだろう
結局、店を出るとき、私の方から話しかけてみた
私「もうすぐ山笠ね」
彼女「山笠私は毎年行くんですよ」
私「ずっと福岡にすんでいるのに山笠ずっと行ったことないのよ〜」
彼女「それ、ダメですよ、山笠は見に行かなきゃ。以後山笠の素晴らしさについて語る。。」
。。。予想どおりの展開で辟易としたが
私は笑顔でうんうん、と聞き店を出た
私もサービス人らしく接しなければならないから
自分がサービスされる側になった時の気づき
それを大切にしてより素晴らしいサービスを提供できるように自己研鑽するしかない