いつも下校途中で立ち寄る公園 。二人の始まりの場所。
夕刻、人も疎らになってゆく園内。
いつものベンチには座らずに、意を決して綺菜に告げる。「別れないか」
綺菜の表情を見るのが怖かった。嘘だと言う綺菜に何も言えず、絡めてきた腕を振り払って公園を後にした。「ごめん」の一言だけを残して。
綺菜の嗚咽する声が聞こえたけど、振り返らずに足を速めた。
…これで良いんだ。俺はもうすぐ居なくなる。綺菜に辛い思いはさせたくない。だから…
綺菜と別れてから2ヶ月後。俺は入院することになった。
治療法も無い病気…
これさえ無ければ、今すぐにでも綺菜を抱き締めてやれるのに…
もどかしい思いが身体中を這い回る。
日に日に衰弱していく俺に、親父もお袋も毎日悲しそうな表情をして会いに来た。
「幸也…早く元気になってね…また3人で旅行に行きましょう。幸也の行きたい所に連れて行ってあげるから…」
お袋は目も開かなくなった俺の手を握って、そんな話をした。
…ごめんな、お袋…
入院してから3ヶ月。
俺は旅立った。
綺菜との日々、家族との日々が走馬灯の様に蘇ってくる。
…綺菜…
次に生まれて来たら、こんな病気なんて無い元気な身体で君を探すから…
君はずっと元気で…
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あぁ…
なんつー駄文っぷり…
情けない…