イ・ビョンホン、『イカゲーム』ヒット要因に持論 「もうハリウッドが夢という時代ではない」
武井保之ライター, 編集者
俳優特別展「ザ・マスター:イ・ビョンホン」会場でリボンカットを行ったイ・ビョンホン
韓国映画界を代表するスターのイ・ビョンホンが7月4日、韓国・富川で開催中の『第29回プチョン国際ファンタスティック映画祭』と連動する俳優特別展「ザ・マスター:イ・ビョンホン」の記者会見&リボンカット式に出席。その後、映画祭のマスタークラス講演に登壇した。
息子にガッカリされた裏話も披露
海外メディアも目立った記者会見。ステージに立ったイ・ビョンホンは、特別展について「とても幸せで嬉しいのですが、同時に恥ずかしさがすごくあります。俳優を続けてきて、こういうことがいつか起きるのかと思うほど、光栄に感じています。ただ、ここが私の経歴の終点ではありません(笑)」と、さっそくジョークも交えて会場を盛り上げた。
これまでの出演作についての話のなかでは、「暴力的だったり、刺激的な内容の出演作が多く、子どもに見せられる映画がほとんどない」とし、声優を務めたNetflixアニメ『K-POPデモンハンターズ』を息子と見た際に、演じた役柄を聞かれ「デーモンだと話すとガッカリされた(笑)」と家族の話も披露した。
そして、世界中で大ヒット中のNetflix『イカゲーム』シリーズについての質問もあり、その魅力をこう語った。
「小さい頃に遊んだ伝統的な子どもの遊びを素材にして、韓国の文化を刺激的に激しく見せています。強烈なシーンもある物語ですが、一方でさまざまな現代の社会問題が内包されています。いまの世界を縮小させたようなところがおもしろい。文化も言語も違う世界中の人に楽しんでいただけたのは、彼らの社会にも共通する課題が映されているからではないかと思います」
加えて、本作から考えてほしいことのひとつとして「人間性に関わる問題」を挙げ、正義に対する絶対的な価値観が揺らぐ世界情勢を暗に示しながら「世界中の人にこの作品を見てほしい」と力を込めた。
一方、映画界の未来については、「韓国の人気ドラマは世界中で見られています。もう『ハリウッドで映画を作るのが夢』という時代ではありません。どの国でも、いい作品を作れば、ハリウッド大作以上に全世界に見られることがあり、その機会があります。素晴らしい作品はその成果も大きくなる状況があるので、映画館や映画が厳しい状況でも、いまの過渡期から新しい方法が生まれる希望的な考え方もあります」とポジティブに前を見据える。
芝居をしていて幸せな瞬間
マスタークラス講演では、芝居の技術的な面から精神論まで、観客からの熱心な質問に終始丁寧に答え、芝居の探求についてはこう語った。
「ある役柄を演じるときに、そのキャラクターには自分の影響があるのですが、同時に自分も同じようにキャラクターから影響を受けています。何百〜何千ものキャラクターが自分のなかに入っていて、その一つひとつは小さな部分を演じる役によって極大化して体現する。それを極める人がいい役者のではないでしょうか」
「自分が演じるキャラクターが魅力を持っているのではなく、ストーリーのなかで魅力的になっていきます。そのなかで、この感情は何だろう? と感じるときがあります。その時間がとても幸せ。もっとこの役を演じたいと思う瞬間です」
予定時間をオーバーして、嬉々として話し続けたイ・ビョンホン。芝居にも人生にも彼なりの哲学が芯としてあり、それが彼の人柄からにじみ出ているところが万人を魅了するオーラになっていることを強く感じさせた。
質疑応答の時間は、彼自身がとても幸せそうに見えた。出演作や自身の芝居について質問されることが嬉しくてしかたがない。それに答えることが楽しい。もちろん観客も楽しんでいる。そんな会場中が幸福感に満たされた時間だった。
特別展では、これまでのキャリアから自身が選んだ10作品のアートワークが展示され、リボンカット式には大勢のファンが会場周辺を埋め尽くした。式典後には、オープンとともにメッセージボードにファンが寄せ書きを掲示し、グッズ売り場には行列ができていた。
こんなイベントに ご出席されてますね
ビョンホンさん 御出演の映画祭りみたいで 10作品ですか
上映されるみたいです
ビョンホンさんの映画ばかり上映されるなら 観たいと思いますが
韓国には 行かれないので DVDで観ますか… ほんとに見る
怪しいものだ
ところで 来年の3月にファンミが開催されるようで
家にはまだ 会報が届いてないので 人伝いで知りました
今年はね なんだか 無理っぽそうな気がしてたけど
来年でも決まったのなら 嬉しいよね~
とりあえずは これで 一安心
さて 私 3日~今日まで 札幌に行ってまして
上の情報も 上げるのが遅くなりました
3日に 野口五郎氏を観てきましたよ
今回は フルオーケストラとの共演で素晴らしかった
オーケストラの音色って 繊細で優しくて 温かい
何か 音に包み込まれてるような感じがしました
そこに 五郎さんの歌だから 歌の上手い方しか
出来ない共演だと思いました
そして 昨日は 映画を見に
「ババンバ バンバン バンパイア」
吉沢亮が バンパイアになるって言うコメディ映画
それで 映画の上映が終わっても 誰一人
席を立つ人がいなくて 「えっ どうしたの」と思っていたら
ライブビューイングがあると 画面に出てきて
「そういう事」と 思った次第です
急いでチケット買ったものだから そんな所まで
見てなかった私
結果 ライブビューイングも見られたので 良かったのですが
子供たちと待ち合わせをしてたので 途中で席を外しましたが…
これがビョンホンさんのライブビューイングなら
誰と待ち合わせをしてても 絶対に 見逃しませんけどね
毎日暑いですが(北海道も例にもれず)
お身体には 十分気をつけて下さいね
来年 ビョンホンさんに お会いできますから
その日まで 頑張っていきましょう
でもな~ 3月なら 雪大丈夫かな~
なるべくなら 3月末に お願いしたい