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あいりすのブログ

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11月11日救急車で搬送されてから
ICUのベッドの
背もたれは起こされたまま
Ryoは座った状態で
3日間を過ごしました

Ryoの心臓を押し潰している腫瘍を
生検できる大きさまで
小さくするため
即日抗がん剤が投与され
推定約900mlの容積
大きさ15㎝の腫瘍は
驚くほどの早さで
小さくなっていきました

RyoがICUにいる間
私はKセンター近くの
朝食のみ付いた1日3000円の
宿に宿泊していました

主治医のO先生が
小児の悪性リンパ腫の原因は
何らかのウイルスによって
傷つけられた細胞が癌化した
という説もあるが
原因は不明とされているということ

大人の癌は長年の食生活や
生活習慣が起因するが
Ryoのように
この世に生まれて
たかだか9年の子どもに…
この病気なる理由などないし

小児科医でも
診断できなかった病気を
お母さんがわかる訳などないのですよ

良い言葉は見つかりませんが…
Ryoちゃんは運が悪かった
としか言いようがありません

理由のないことで
お母さん自身…自分を責める
必要は絶対にないのです

O先生がそう説明してくれましたが…

それでも私は…
Ryoが病気になったのは
私のせいだと…
自分と自分の呪われた運命を
憎んで…自分を責めていました

Ryoの病状・容態
祖母に預けた甘えん坊のKan
二人の心配はもちろん
長い治療にかかる経済的な不安…

Kセンターは
基本24時間完全看護ですが
Ryoにとって
これから始まる辛い治療は
一人では耐えられないこと
私の付き添いが必要不可欠…

正社員ではない私は
仕事も解雇になる覚悟をしました

離婚した夫には
全てはお前のせいだ
Ryoが可哀想だ
と責め立てられ

返す言葉もありませんでした…


離婚しても…
私が絶対二人を幸せにする

貧乏でも
元気に明るく楽しく
三人で仲良く暮らしていました…


それなのに…

全てが崩れ去り
私の不運に巻き添えとなった
RyoとKanを思うと…

心がちぎれて…
一人の時には…涙が止まりませんでした

Ryoの病気は本当に治るのか…
この先…RyoとKanは
私と一緒にいて幸せになれるのか…

自分の呪われた運命と
不運と試練…

更に激化する抗がん剤治療
Ryoへの告知の準備
Kanの転校の手配

全てが同時進行…

整った環境下で与えられる
試練などありません

どんなに苦しくても
辛くても
心を黒く染めてはいけない

大切なのは
自分の精一杯でベストを尽くすこと

私にできることは
ただそれだけでした



























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