二泊三日の石川遠征。
サッカーの内容よりも、サッカー外のところに問題が多くありました。
今まで多くの遠征に行っていましたが、リーダーとなれる人が少なかったこと。
1stメンバーがいれば頼りにし、2ndのリーダーがいれば頼りまくり。
自分で率先して行動できるように、させれなかったのはコーチの責任です。
バスに乗っても、会場に着いても挨拶ができない。
確認もせずにイベントブースでスパイクを借りてくる。その結果怪我をする。
荷物の管理が出来ない。
サッカー以前の問題です。
試合では、自分達で話し合い、改善する場面が多く出て来ました。
ミスしてもリカバリーする動き、声かけ、本当に成長を感じました。
その結果、決勝トーナメントに進出、大会ベスト8まで。
しかし、ここで満足し気が抜けてしまいました。
二日目のミーティングで毎回話をしていること、最終日の準備のことを伝えましたが、やはり?やってしまいました。
朝食の時間に遅刻する、部屋に忘れ物をする。
あってはならないことです。
これは個人の問題ではなく、チームの問題。
一人の意識が欠ければ、チームの意識も低下します。
勝ち取った決勝トーナメントのゲームも、自分達の不甲斐なさで、良いものに出来ませんでした。
高い勉強代となりましたね。
その後のゲームも締まりのないものでしたが、再度ミーティングを行い、ラスト二試合は改善出来たのは良かったです。
しかし・・・またしてもバス内での行動が。
遠征でテンションも上がるのは分かりますが、この遠征は何のために行なっているのか?
理解出来ていないのが残念でなりませんでした。
この学年の最後の遠征・試合も終わり、もっと出来たのではないか?勝ち進むことは出来たのでは?
もっと一緒に戦いたい気持ちは今もあります。
しかし新しいスタートを切ることも大切です。
サッカーだけでなく、サッカー外も最高学年として見本になる選手になってください。
サッカーだけ上手い選手にはならないでください。
チームとして、一学年として、目標を持って取り組む、一人として意識を欠けては上がっていけないことを理解して、練習に取り組んでください。
一年後の成長を楽しみにしています。
雨は降らなかったが花粉でヤラレまくった藤井コーチ