こんな選手に育って欲しい

ずっと忙しさを理由に載せよう載せようと思って3年経過しました

やっと載せます
笑

本人にも許可を得ています。ゴメン亮徳

FC6年の卒業時に僕に渡してくれました
小学校での卒業文集です


「努力を忘れずに」
ぼくの将来の夢はプロサッカー選手になることです。そして、スペインのFCバルセロナでプレーすることです。
ぼくは、三年生からアイリスFC住吉というサッカーチームに入りました。最初は幼稚園のころからサッカーをしている子ばかりで、練習に追いつくだけで大変でした。それでもお父さんとたくさん練習して翌年の夏には、チームの中で一軍に入ることができました。
そして、四年生のとき監督から、「亮徳は努力の達人です。今年一番成長した選手です。」
と書かれた年賀状をもらいました。ぼくは、その年賀状をみて、練習の成果が出てきたと思い、自信がつきました。今までぼくは、「努力は大変なこと」だと思っていました。
けれど「努力は強い気持ちと心があればできる」と思い、前より早起きして練習しました。
しかし、ぼくは練習のしすぎで足をケガしてしまいました。ケガを治すのために四ヵ月くらい休みました。ストレスがたまり、イライラしました。でも、このケガは気持ちを強くするためだと前向きに考えることができ、もっとサッカーが好きになりました。
ぼくは早くケガを治して、また一軍に戻るために人一倍努力しようと思います。
そして、三月九日、最高の日が来ました。淡路島遠征です。決勝で圧勝し、優勝できた事が最高の思い出です。アイリスは本当に良いチームです。
ぼくは夢がかなうまで、努力を忘れず、強い気持ちを持って、一生懸命夢を追い続けます。
今までありがとうございました。
吉井 亮徳
という文章を書いてわざわざ卒団時に渡してくれました。
FCクラスを選んで最初は本当にリフティングもできずに苦しんでいましたが、FC6年時にはリフティングはチームで一番できるようになりました。誰よりも朝練をしていた、空き時間を全てサッカーに費やしていた選手です。(もちろんやらなければいけない勉強や家の事もし続けてですよ)
トップチームに定着するまで時間もかかりました。でも諦めずに諦めずに努力し続けました。
最終的にはトップチームに定着しました。
アイリスで技術ももちろんですが、先の長い人生で必要なことを学んで卒団していきました。
もちろんこの先苦しいこともあるだろうけど、コーチはこのような選手に育ってくれれば大丈夫と思います。
今、現在、なかなか思い描く自分になれなくて苦しんでいる選手へ伝えたくてこの文章を載せました

やり続ける事が無駄じゃないと思えるまで努力し続けて下さい

諦めずに諦めずに諦めずに努力し続けて下さい

久保コーチ