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迷いの森

ここは迷いの森  
現の世界を離れ  
ひとときの安らぎを求める者が彷徨う  
帰らずの森

昨日、母にゃん ことメイさんがが亡くなりました。


メイさんは我が家にゴハンを食べにくるだけの通い猫でしたが、
この春から、1週間もゴハンを食べに来ない事が度々あり、
久しぶりに来たら、ヨロヨロして歩くヨボヨボしい姿をみかね、
ぱぱんが保護し、猫部屋にて介護を始めたのが2週間程前。

病院に連れて行き、検査をすると、腎不全の末期との事。
腎臓が95%機能していない状態。
名言はされなかったけど、もう余命幾ばくも無いという感じでした。

保護した初日は、まだ出窓に飛び乗り、
出窓から外を眺める姿もみられましたが、
食欲はゼロで、強制給餌でなんとか命をつないでいる状態。
ぱぱん&ままんで老老介護にガンバっていましたが、
ほんの数日で、足も立たなくなり、
ずっと段ボール箱で寝っぱなしの状態。
骨皮ばかりの身なのに段ボールじゃ痛かろうとベッドを買ったものの、
ここしばらくは、動くのも困難なのか、
猫トイレの砂の上で寝っぱなしになりました。

そして昨日の朝、ぱぱんが朝ゴハンをあげに行った時には、
もう息をしていなかったそうです。

会社から帰宅し、メイさんの亡骸に対面しましたが、
あまり苦しんだ様子もなく、天国へ旅立ちができたようです。
目は開いたままで、覗き込めば私を見つめているようで、
体もまだ温もりを感じるような気すらするのに、
でもやっぱり息はしておらず…。
何より、メイさんのゆるうんちょ粗相対策で、
猫部屋全体に敷き詰められたビニールシートやバスタオルが、
全部きれいに片付けられていた事に、
メイさんの死の事実を突きつけられた気がします。

相変わらず、私はブラック企業並の労働状態で、
私自身の具合が悪い事もあり、
メイさんのお世話も会いにいくのもほとんどできず、
あまりお世話にいくと、逆にメイさんの負担になるかと、
猫部屋の猫扉から覗いて、また猫トイレで寝てる~と
確認するくらいしかしていなくて、
最後にメイさんにちゃんと会ったのは亡くなる5日前という始末。
そこが悔やまれます。

今日、ぱぱんとままんがメイさんを火葬し、
メイさんは小さな遺骨となって、我が家に帰ってきました。
しばらくはリビングに遺骨を祀り、
いずれ我が家の庭に埋葬してあげようと思います。


メイさんは生後1歳前後でトラチョコを産んで、
トラチョコが生後1ヶ月の2005/9/23に私に出会うまで、
美人なメイさんは、子連れで雄猫襲撃を受けてケガをしたり、
食うに困っているのに授乳のためやせ細っていたり、
「人嫌い」と思うくらいに、嫌なメにあってきたみたいだけど、
私と出会った後は、食うに困らず、
トラチョコを生後5ヶ月まで育て上げ、
その半年後、もう一度出産。
赤ちゃん猫を生後1ヶ月強まで授乳してた子育て大好きママで。
売られたケンカは全て買っちゃう、
そして絶対負けない喧嘩上等な強気なオンナだったけど、
避妊手術後は、ケンカもなくなって。
避妊手術後家猫生活の選択肢もあったけど、
「ワタシは外で暮らすの!」と、
自分で窓を開けて外の世界に戻りました。
大変な外猫暮らしだったと思うけど、
お腹が空けば、我が家に来て、ゴハンやオヤツを食べ、
寒い冬はぱぱん提供の暖房付きの小屋で眠り、
春は近所の日差しが暖かな縁側でひなたぼっこでお昼寝なんて、
どこにでも好きなところに行き、好きなように、
ゆったりのんびり気ままに暮らして。
およそ10年程の自由猫生は、幸せであったと私は思います。

生粋の野良育ちのメイさんとしては、
最期は誰にもみられず、お外でひっそりと逝きたかったかもしれないけど、
我が家のエゴで、無理矢理介護生活させちゃったけど、
それだけは許してね。

最初は、「虹の橋の前で待っててね」って言ったけど、
自由猫なメイさんは、天国を自由にお散歩している方が似合っているよね。


メイさんが居たから、トラチョコに会えたし、
私も、ぱぱんもままんも猫大好きになったんだよ。
メイさん、今までありがとう!
メイさんの冥福と、来世のメイさんの幸せを祈ります。


美人な頃のメイさん
美人な頃のメイさん


どすこいな頃のメイさん
どすこいな頃のメイさん