先日、明治生命美術館に「曜変天目(ようへんてんもく)」の展示を観に行ってきました。
実はいただき物のチケットがもったいないから…という軽い気持ちで向かいました。
というのも私は、ヨーロッパ風の繊細で華やかなカップには惹かれても、「わびさび」を感じさせる日本の器には、これまであまり興味がなかったのです。
でも、その気持ちは展示室に入った瞬間に覆されました。
ほの暗い空間にひっそりとたたずむ曜変天目は、言葉では表せない圧倒的な存在感を放っていて、私はまるで宇宙に包まれたような感覚になったのです。
ただの陶器とは思えない、まるでエネルギーが宿っているようなその佇まい。
静かで、力強くて、美しい。
それは、作り手の情熱や澄んだ意識が、宇宙と共鳴しながら生まれたものなのかもしれない。
そんな風に思えました。その瞬間、胸の奥から自然と「ありがとう」という想いがこみ上げてきました。
何かをされたわけでもなく、「ありがたい」と頭で考えたわけでもないのに、心が「ありがとう」と言っていました。
私はその時、初めて気づいたのです。
感謝とは、「何かに反応して湧いてくる感情」ではなく、
私たちの“存在のあり方”そのものなのかもしれない、ということに。
よく、「感謝の波動を出しましょう」と言われることがあります。
それは「ありがたいと感じることを意識して、そのエネルギーを出すこと」と解釈されがちです。
もちろんそれも大切な実践ですが、もしそこに「感謝しなきゃ」「感謝できない私はダメだ」という思いが混ざると、それは“感謝の形をした不安”になってしまいます。
でも本当の感謝は、もっと静かで、理由のいらないもの。
誰も責めていなくて
自分にも優しくて
今この瞬間に、ただ“在る”だけで、胸がじんわり満たされていく。
そんな状態こそが、感謝の本質なのかもしれません。
感謝とは、「出そう」と頑張って出すものではなく、 私たちが“戻っていく場所”。
外から何かを「得た」から感じるのではなく、 もともと与えられていたことに気づいたときに、自然と現れてくる“響き”のようなもの。
私たちが静かに、でも確かに光を放つとき、 その場には自然と、感謝のエネルギーが広がっていきます。
そしてそれは、特別な修行をしなくても、
「自然とそう在りたい」と願いながら、
目の前のことに心を向けて、
不器用でも、迷いながらでも、
今を生きていく中で、少しずつ育っていくものなのかもしれません。
もう、外の誰かに正解を求めなくても大丈夫。
私たちの内側には、すでに“共鳴の源”があるのだから。
この静かな「光の呼吸」に、また今日も戻っていきたいと願います。
今日、あなたの中の“静かな光”は、どんな色をしていますか?
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