結局私の反対を無視して飲み屋を始めた
そんなの買い取るお金あるなら生活費欲しかった。
子供生まれても、時々夜中に様子を見に来たり
女が仕事行ってる間に来る程度だった。
けど寂しくはなかった。
なぜなら自分と赤ん坊だけの方が楽だった。
だた来ると馬鹿みたいに食料を買う
スーパーで「今日は肉とパスタで明日は魚と…」と言いながら大量に買う
基本1日で食べてしまう。
生活費もらえない分、一人だとその残りを少しづつ食べて
それで空腹を満たしてた。
子供のミルクとオムツは母が来るたびに
次に来るまで間に合うだろう量を買い溜めしてくれてた。
母も食材買ってくれたりはしたけど
それでも一日に3食分×次に来るまでの期間には
全然足りなかった。
お米だけは切らさずに買ってくれてたのは
母乳の為にも救いだった。
六郎はたまに来て気が向いたりすると
1万円くれた。
けど次にいつ来るのか、来た時にもらえるのかも
わからなかったし、
急に何かお金が必要になるかも知れないし
子供に何かあって病院に連れていく事があるかも知れない
と思うと最低限のガソリン代(1000円)は残して
日用品やご飯のお供に納豆などを買っていた
納豆は安いのに3個パックなので
3回分のおかずになるので重宝した。
けど夜の店の女の子の送迎をしろって言われて
新生児つれて無理だと言ってケンカしたり
夜中に赤ん坊連れて送迎するのは子供が可愛そうだから
寝てる間に置いて行けばいいだろと言われて
まだ新生児でちょこちょこ起きるし
それでもしもの事があったら?とケンカ。。。
当の六郎はと言うと、店で酒飲んじゃってるし
免停中…
「自分たちで出来るのに人に頼んだら金が出る
だったら俺が送るけど免停中に飲酒運転で
捕まったらお前のせいだからな」と…
いや…自分のせいだし…
1度ケンカになると毎回六郎のすべての荷物を運び出す
そしてもちろんお金がもらえないので
残しておいた1000円でガソリン入れて
実家に帰るしかなかった。
「お前はケンカする度に実家に帰る。
すぐに親、親って」と
ずっと言われてきたけど
生活していくお金ないので仕方なかった。
