バカは後先考えず投げやりになりがちだ。

自分でもバカだなぁとつくづく思い知る。

でもおかげでいろいろ分かったこともある。

まず、レシート。

カタカナで商品名が表示されているのは本当に助かった。

これで読めるし検索が可能となった。

店内では周りを気にして瓶を見比べることができなんだが、家だとゆっくりじっくりねっとりと舐め回すように見比べることができるので、たいぶ見分けがつくようになった。

日本、アメリカ、スコットランド、フランス。

国内外のウイスキーがコンビニで24時間いつでもお手軽に購入できる環境であることに驚きが隠せない。

素晴らしいし実にありがたい。

スコッチとバーボンもウイスキー、という情報に驚いた。

スコットランドで作られたウイスキーがスコッチ、

アメリカで作られたウイスキーがバーボンだそうだ。微塵も知らなんだ・・・。

ウイスキーにもいろいろな楽しみ方があるようで、

そのまんまストレートの他、氷を入れてロック、炭酸割や水割りなどがあるそうだ。

私はストレート、もしくは水割りが好み。

酒と水を１：１、もしくは水を少なめに。

ウイスキーの分量が多ければ多いほど風味をしっかり味わえる。

水が多いとせっかくのウイスキーの旨味が薄まってしまう。

焼酎やサワーの元をストレートで飲んだ後、胃から上がってくるアルコール臭が臭くて嫌だったんだけど、ウイスキーにはそんなアルコール臭が無いところも気に入っている。

飲むとフワッと香ばしく芳醇な風味が通り抜け、アルコール臭の無い清々しさがたまらない。

琥珀色をした酒に私はすっかり魅了された。

何でもっと早くに飲もうとしなかったんだろう。すごく高価なイメージもあったけど、コンビニのライトボトルは500円でおつりが来る商品もあったので、初心者でも手を出しやすかった。

知識ゼロからウイスキーを口にしたが、また１つ趣味が増えたので楽しくなってきた。

ライトボトルをすべて飲み終えたら、今度は大きなボトルでも買ってみようと思う。

ウイ その２【完】