ギャンブル依存症なんて自分には関係ない。
自分は違う。
「いつでも辞めれるから大丈夫」と。
そう思い、常に
自分にも周りにも嘘をつき過ごしていた。
ようやく気づいた依存症。
その見えない恐怖と付き合っていくにはどうしたらいいのか??
心理的、社会的、経済的に追い込まれていく
著者の奮闘を赤裸々に発信。
そもそも日本はとんでもないギャンブル大国。
国民の3.6%が依存症(予備軍も含む)だと言う話は有名で
アメリカの3倍にもなります。
北九州に生まれた僕もパチンコやボートレース(競艇)などが身近にあり親しみやすかった環境でした。
ギャンブルにハマったのは、生まれた場所のせいにしてギャンブルに向かっていた事もあります。
18歳から一人暮らし、職場の先輩に連れて行ってもらったパチンコが初ギャンブルでした。
特にビギナーズラックがある訳でもなく
ただお金を使っているヒリヒリした瞬間に魅了されたのを覚えています。
若さもあり、さらに田舎だったのでやる事もなく
友人と仕事終わりに行くのがルーティーンになりました。
勝ったり、負けたり、何も気にせずに単純に楽しみ
余分なお金で遊んでいる程度。
次第に頻度が上がり、勝ち負けでの心の余裕が無くなっていきました。
優先度を上げ、周りの人に嘘をついてでも行ってしまう。
ひどい時は会社を仮病で休み行った事もあります。
この時から依存症は隣に居たと思います。
依存している僕は心の中で常に戦いが繰り広げられ、その恐怖は勝っても負けても安心できない。
次の一歩を踏み出すことに対する不安や、社会的な孤立感として1人での行動も増えて行ったと思います。
24歳で結婚するまでに借金は150万。奥さんにはギャンブルの借金とは言わず、返済に徹していました。返済する4年間は全く関心がなくなり、距離は離れていきました。
孤独感、友人との確執、家族との距離感、債務整理、自己破産
続く・・・
