先生は原因さえ分かれば治ります。
って簡単に言っていたから
すごく、すごく
足りない頭で
いっぱい、いっぱい、考えた。
あれかな?これかな?って...
たくさんたくさん原因らしきものが
出てきて、見つける度に少しずつ
良くなってきたのは確かだよ。
でも、まだあるみたい。
何だか宝探しみたい。
記憶の箱を見つけては開けて
これでもない。あれでもない。
あっ!当たり?
はぁ~ハズレか...って...
先生が最初の頃
『人間って、
すごくショックな出来事や
すごく辛い出来事があると
パッッ!って蓋して隠しちゃうんだよ。』
って言ってた。
先生の言う通り
いっぱい、いっぱい、
箱が隠してあった。
でも、きっと
まだ本物の箱は開けていない気がする。
もしかして、見つけてても
開ける勇気が、まだないのかも...?
もし、実物にその箱が存在するなら

きっと、こんな感じの
開けたら何が起こるのか分からないような
怖いパンドラの箱なんだろうな...
開けなきゃ治らない。
でも、開けるのが怖い。
なかなか、理解してもらえないけど
これが本当の気持ち...