朝、5時半に目覚ましを合わせて起きました。
夜のうちに荷物はほとんど準備を済ませていましたので、身支度を整え、化粧品類なども仕舞い込みました。
ホノルル行きのフライトは、朝の7時58分発。
国内線は1時間前が基本ですので、7時にはカパルア空港に行く必要があります。
昨晩朝ごはんを食べに出る時間がないことは十分わかっていましたが、日本のようにコンビニで手軽にパンなどを買っておけるわけではありません。
何せ、このホテルは冷蔵庫がないので、ABCストアのおにぎりなども買っておくのは心配でした。
カパルア空港だって、そんな早朝じゃお店は開いていないでしょうし・・・
そして、悩んだ結果がコレでした・・・・お菓子(爆)
向かって左手前のミントタブレットはおみやげにあげてしまいましたが、手前のチーズサンドクラッカー、チップスとフルーツジュースがこの日の朝ごはんになりました。
この朝ごはんだけは少々ゆっくり時間をかけていただき、最後の準備を済ませて時計を見ると、6時半。
部屋を出ることにしました。
荷物をすべて廊下に出し、階段の前まで行くと、先にボディボードと手荷物を降ろしました。
当然ロビーには誰にもおらず、キードロップ(ルームキーの返却箱)がカウンターの上で私を待っていました。
ホテル内は、私が動く音以外物音一つしません。みんな、ゆっくり休んでいるのでしょう。
階段の上に戻り、今度はケースをゆっくり自分で軽く持ち上げて、ロビーまで降ろしました。
もう一度、忘れ物などがないか思い出し、キーを返却して外に出ました。
6月30日のラハイナは、とてもいい天気でした。
人はまだあまりいません。私は再びヨロヨロしながら荷物を持って、駐車場に向かいました。
荷物を積み、すぐに車でホノア・ピイラニハイウェイに出て左折。
一路カパルア空港方面へ走り出しました。
ハイウェイの右にある、アラモのオフィスに着くと、昨日のピックアップのおじさんがすでにいて、
「おはよう、荷物を積んでおくよ」
と、私の荷物を送迎のバンに積んでくれました。
私はオフィスへ・・・昨日のマムが、再び笑顔で迎えてくれました。
「本当に今日帰ってしまうのね、またすぐ帰ってきて、そのときはゆっくりしてね」
キーを返し、ノースウエストのマイレージを加算してもらい、私は空港へ送ってもらいました。
おじさんは、私の荷物を降ろしながら、「またすぐに帰ってくるんだろ?」と、聞いてくれたので、
「そうね、また来年には・・・」と答えると、
「明日だろ?」と、冗談で笑わせてくれました。
それにしても、カパルア空港のスタッフはみんなフレンドリーで、とてもよかったです!
入口前にいたセキュリティのおばちゃん、私が「これ(ペットボトル)、ちょっと置かせてもらっていいですか?」と聞くと、笑顔で「もちろん!」
そして、私がすぐに持とうとすると、「いいよ!まだ置いておきな!」と、3回くらい声をかけてくれました(笑)
セキュリティのスタッフもずっと笑顔で、パスポートのチェックをした白人のおじさんは、
「よい旅を。道中お気をつけて!」と、上手な日本語で言ってくれました。
いつもは気にしなかったけど、実はとても美しい響きの言葉なんだ・・・そう思えた瞬間でした。
もともとカパルア-ホノルル間は1日6往復しかないのですが、この日は10時台と正午ごろの2本がキャンセル。
あー、私は正午ごろのフライトをリクエストしていたのに!!
きっと、空席が多かったのでしょう。
さあ、搭乗時刻になりました。
小さなゲートが開いて、飛行機に向かって歩きます。
悲しむ間もないほどの、あっという間の20時間。
振り返る暇もなく、私はアイランド・エア機に乗り込みました。
でも、早く帰ってこなきゃ。きっと、来年の今頃。
次こそは、もっとマウイ中を走り回って、もっと海を見て、もっと食べて、もっとのんびり寝てやる!
あと、30分でホノルルです。
最後に、カパルア空港の前からの眺めを・・・・