明日は CT 検査の日。
年に2回鼻のファイバースコープによる検査。年1回の CT 検査。これで再発がないかということが検査される。
いつも私は健康体とか癌は治ったとか強気発言が多いが検査の前日当日この二日間のみはがん患者であると思い出す。
もちろん生き残った身としては贅沢なことは言えないが、年に4日のみの真剣勝負。どうか再発していませんように。
私としては無事がんを取り切った人たちは日々不安な日々を送るのではなく治ったと思い込んで検査日のみ不安になる(これはしょうがない)という生活を送ってもらいたいものだ(免疫力の絡みで日々悩まず過ごしてほしいということから)。
もちろん検査日も不安でないということができたらそれはそれで凄いと思うがねぇ。えーとそれは達人の領域でしょう。
お金をかけずに自然にできる癌に対抗する力として笑うことがある。
日々笑っているとナチュラルキラー細胞が活発になり癌に対する抵抗力が上がるそうだ。
どうか皆さんのナチュラルキラー細胞も活発になりますように。
話は変わり私の親戚に、老衰でお亡くなりになってしまったのだが、そのお亡くなりになる15年前だろうか20年ぐらい前だろうか、癌であると診断された。納得が出来ず三つの病院を回り結局三つの病院全てでがんと診断された。
おなくなりになる5年前ぐらいだろうかガンがない。とお医者様が言っていたという話を伺った。
特に入院していたという話も聞いていないし治療したという話も聞いていない。
結局私の親戚の老人は老衰による多臓器不全で天寿を全うされた。
癌が発見されてからの今年が最後の旅行だねという年1回15年(だか20年だか)間の旅行。お亡くなりになる前の天からの授かりものだしたのではないかなと思ってしまったりする。
えてして細胞分裂の激しくない高齢者のが癌。余命宣告を上回る傾向が多いらしい。とはいえ癌が消えてしまったという話はレアケースであろう。
その方は年齢と体力を考えるということで医師の指導のもと治療をしないことを告げられたらしい。
近藤誠の癌放置論、と異なり体力寿命を考えての奇跡である。
私のスタンスとして近藤誠がん放置論は否定的である。が百戦錬磨の癌の最前線で働く医師の判断によるあえて治療しない方が良いと言うことを否定はしない。