髪が伸びて腰に近いくらいになった。
最近よく、まだ切らないの?とか、どこまでのばすの?とか 毛先の傷んでるとこだけ切ればいいじゃん。と。
よくいわれますが。

これはですね、
伸ばしてるわけじゃないのですよ。

生きてるからさ、伸びるのよ。

ロングの髪が好きなわけじゃなくてね
どちらかと言えばショートの方が好きさ。

毛先を切ったら意味ないの。
髪の長さが時の長さなんです。
もう3年目に入りました。

…切れないんだよ。

まだ 3年前の空気を知ってるこの頃の髪を切れないでいるの。
離れられないでいる。

自分にはなんの想い出もなくて 途方に暮れてしまってた時 ふと、この髪が生えてきた頃は まだ君が居たんだな…。なんて思ってしまってからずっと。

君がまだ、別れた彼氏さんとか 単に今でも好きな人とかなら別に切れずにいるとかそんなことないのにね。

君が何処にも居ないから。
想い出が何もないから。


困るね。


それが髪が腰まで伸びた理由さ。
今日は寒いね。
うっすら冬の匂いもする。
こう、寒さを感じると

安心するんだ。

まだ一緒にいるって。

春が来るのは嬉しいんだ。桜の季節だし。
でもね、心のどっかが苦しい。
季節が変わるのが寂しい。寒い季節で止まったままの君を
また置いてきてしまった気がして。
あんな寒くて凍えるようなところに
淋しがり屋の君を一人ぼっちにしてしまったんじゃないかって。

そんな気持ちになるようになってから
春が来るのが哀しいのです。

夏が過ぎて君の好きだった秋が来て

冬になるのを待っているです。

冬の空の下が 近くに居れる気がするのです。

今日は寒いからそんなことを考えてる。