少し前ですが、ちょっとだけ話題になりましたね。
要約すると、

デンジャラスノッチの妻が、小4娘の中受について相談。それに、林修は「女子は中学から私立に行った方がいい」「男子は高校からでもなんとかなる」という私見を述べた。これに対してネットでは賛否が巻き起こっている。


ということです。
詳細は上の記事をお読みください。

今日はこの件(というか上の記事)について、私見を述べてみようかなと思います。

なおこの記事を書くにあたり、件の番組は一応目を通しています。我が家のテレビに付いている、24時間1週間全チャンネル自動録画機能が役立ちました笑

ちなみに私は林修が好きですので、その辺は差し引いてご覧下さい。



  私の意見


件の記事に、の意見としてジェンダーに触れたものがありました。



何より今回、一番批判の的になっているのは女子と男子を区別している点だ。「時代錯誤もはなはだしい」というのである。

「女子だからこうすべきという言い方は、はっきりいってまずい。そもそも、時代の流れからもかけ離れている」(同)




これは反論として正しいのでしょうか?

まず、そもそもこの質問は、背景に中学受験を考えるくらい教育熱心な、意識の高い家庭からのものです。

また、娘さんは昆虫とかが好きらしく、そういった分野に進むなら(=理系の大学?)早めにルートに乗せた方がいいと思っているけど娘が乗り気でない、、、というのが質問の主旨でした。

つまり、ある程度以上の進学校に入れたいというのがそもそも前提としてあるわけです。

これを踏まえて林修氏は、女子が高校から(私立の)進学校は選択肢が限られてしまうので、中学からの方が選択肢は広い。男子は高校からでもなんとかなる。


という回答をしているわけです。

勿論男子だって中受の方が選択肢は圧倒的に広いのですが、なんといっても男子には開成高校があります。
長年、高偏差値女子の受け皿だった豊島岡が2022年度を最後に高校募集を取り止めてしまったため、これにあたる学校が女子の高受には存在しないというのはものすごく大きなことなんです。

他にも、日能研R4偏差値で60前後を越えている高校群だと、男子校では桐朋、巣鴨あたりは高校募集を続けていますが、女子校ではひとつもありません。

共学校に目を向ければもう少しありますが、それでも殆どの学校は女子の合格者数の方が少ないという男女差があります。

要は、意識の高い女子が受ける私立が高校が殆ど無いというのは厳然たる事実なんですね。

東大や国公立大、医学部を目指すような女子の最上位層は日比谷や翠嵐、筑附などしか選択肢がないわけで。

こういう現実を踏まえて林修氏は回答しているわけです。



東京圏の高校受験を少しでも知っていれば、上記は誰でも知っていることであり、特に間違ったことは言っていません。

なので、本気で林修氏の発言をジェンダー問題として批判している人がいるのであれば、番組を見ていないか受験情報が30年前で止まっているか何かの活動家のいずれかなんじゃないかと思います。


あ、ちなみに東京圏における男女の不公平さそのものは、立派にジェンダー問題だと思っていますので誤解なきよう。






また、


「中高6年間私立なんて高すぎる」
「庶民感覚がないのではないか」


という反論についてはもはやただの言いがかりです。

冒頭に述べたように、そもそも中受を考えている家庭に対する答えであり、全ての女子が中学から私立に行った方がいいなんて一言も言っていないわけです。

なので、こちらは論外。お話になりません。






以上の通り、この件で林修氏は何も間違ったことは言っておらず、反論がそもそも成り立っていないというのが私の結論です。




切り抜き記事に対する炎上は良くありますし、自分が詳しくないことであれば「なんと、それは許しがたい」と脳死で受け入れてしまうこともあるかと思いますが、情報過多の時代ですのでちゃんと自分で情報を精査するのは大事なことなのだなあ、と考えるきっかけになったお話でした。