残暑も落ち着いてきて、ようやく少し秋になりかけてきました。年々夏が長くなってる気がします、、、。
早稲アカでは後期必勝が始まり、いよいよ受験モードが本格化、概ね受験校も固まってきた頃ではないかと思います。(中学校の志望校調査や面談などもありますし)
まだもう少し先の話になりますが、今回は高校受験における親の二大お仕事のうち、出願について書いてみようかなと思います。(ちなみにもう一つは入学手続きです)
昨年、娘の出願手続の際に色々ネットで調べたのですが、頭からケツまで纏まった情報があんまり見つからず、全体像を掴むまでに結構苦労しました。
大まかにイメージがつくだけでも全然心持ちが違うと思いますので、良ければ読んでみてください。
全体の流れ
高校受験の出願は、ざっくりと以下のような流れとなります。
順番に解説していきますが、まずはこの流れをぼんやりとで良いので掴んでみてください。
①入試要項の確認
↓
②ミライコンパスの登録
↓
③調査書の依頼
↓
④入学志願書の作成
↓
⑤出願手続
①入試要項の確認
大体どの学校も、9月下旬~10月上旬くらいには入試要項が各校のHPに掲示されます。
掲示されたら、まずは入試要項を印刷しましょう。
(受験校全校分)
ペーパーレス化の時代ではありますが、やはり内容をきちんと理解する、指差し確認をする上では紙媒体がもっとも適しています。
また、予め学校数分クリアファイルを用意して、学校ごとに印刷した入試要項を含む各種書類(調査書、受験票、その他提出書類等)を整理するとよいかなと思います。
印刷したら大事な部分にマーカーを引きながら熟読します。全部きちんと読むべきですが、出願完了までに特に押さえておくべきは
・出願開始日~終了日
・調査書形式
・出願方法
以上の三点です。
それぞれの注意点は、後述で詳しく書きます。
②ミライコンパスの登録
多くの私立高校は出願手続がweb化されていますが、そこで登場するのが三菱総研DCSが提供する入試総合サービスソリューションであるミライコンパスです。
出願だけではなくイベント予約などでも使用されているので、既に使ったことがある方も多いかと思いますが、もし未使用でしたら早めにID登録しておくようにしましょう。
一つのIDで、このサービスを利用する全ての学校の出願が可能です(そして、利用してない学校の方が珍しい)。また、IDに紐付く出願者の基本情報がそのまま全ての学校で使えるので、何度も同じ情報を入力する必要がありません。
なお、ID登録時には顔写真の登録が必要となりますので事前に顔写真データを用意しておきましょう。ここで登録した顔写真が、受験票にも印刷されます。
⇒顔写真は中学校で取ってくれました。割と多くの中学校でやってるみたいなので、それが終わってから登録手続をすれば良いかなと思います。
③調査書の依頼
②に書いた通り、出願手続そのものはほぼweb化されていますが、それだけでは完結しないのが高校受験です。
中学校の内申、出欠、考課などが記載された調査書という紙媒体の書類を必ず受験校に提出する必要があります。
恐らく11月~12月くらいに、「調査書発行願」的な書類が学校から配られますので、そこに受験校全てを記載し、更に受験校の調査書フォーマットを印刷して学校に提出する必要があります。
※調査書フォーマットは、入試要項と共に掲示されているはずです
この調査書なのですが、公立高校は都道府県ごとに統一規格となっていますが、私立高校はほぼ独自形式です。
そのため、記載事項が細かく違うのは当たり前として、入れる封筒の大きさや種類、果ては封筒に所定の台紙が必要だったりなど細かく注意事項が異なります。
娘の中学からは、フォーマットを印刷して渡すようにだけ言われたのですが、学年で何人も受けない学校の調査書なんて何を間違っても不思議はありません。
(事実、慶女受験者は学年で娘のみでした)
調査書は原則として中学校側で封緘が必須なので、中身をチェックすることも出来ません。そのため、
・ミスったとき用の予備一部も用意
・入試要項の調査書に関わる部分を印刷し、更に分かりづらそうなところにマーカーやコメント
・調査書フォーマットと共に、高校別にファイリング
というように、極力ミスが無いように下準備をしてから提出することにしました。
娘曰く、担任からの評判はよかったようです。
(追記)中学校から、上述の「調査書発行願」と共に提出のスケジュールが提示されると思います。
遅れるのは勿論ですが、勝手に早く出すのもNG(受けてくれないと思いますが)ですのでご注意を。中学の指示に従ってください。
④入学志願書の作成
調査書は全ての学校で必要なものですが、一部の学校ではそれに加えて紙の入学志願書の提出が必要な場合があります。
私の知る限り、早慶MARCH附属の中では慶應系3校(塾高、志木高、女子高)が対象です。ただし、出願手続を紙で行うというわけではなく、web(ミライコンパス)からの出願手続はやっぱり必要なのでご注意ください。
この3校の入学志願書は、全て手書きです。加えて女子高は、結構ボリューミーな志望動機を子どもだけではなく親の目線からも書かなければいけないという嫌がらせみたいな仕様になっています。
志望動機の合否に対する影響度は分かりませんが、なんか慶應は影響してもおかしくなさそうな気がするので、一応塾で添削を依頼した方が無難かと思います。それも踏まえて、作成には十分余裕をもって取りかかるようにしましょう。
⑤出願
さて、ここまでで必要な事前準備は整いました。
いよいよ出願となりますが、大きく二つのパートに分かれます。
・web出願手続
・書類(調査書、入学志願書)の郵送
<web出願手続>
各校のHPにリンクがありますので、出願開始日以降にアクセスして②で登録したIDを使用して行います。
あまり迷うようなことはないかと思いますが、出願時に志望動機の入力が必要な学校もありますので、事前に確認してちゃんと用意しておきましょう。
なお、基本的にこの時点で入学検定料の支払いが必要です。決済方法は色々ありますが、その時点で完結した方が漏れがないので、カード決済をお勧めします。
<書類の郵送>
各校で、郵送時の注意事項が異なります。
例えば封筒の大きさ、宛名ラベルの貼付有無などです。
中でも気を付けなければいけないのは、出願終了日の必着or消印有効です。
また、書留郵便で送る必要がありますので、郵便局に赴く必要があります。六曜を気にされる場合は、特に仕事の調整を事前につけておいた方が無難です。
web出願と現物の書類提出の双方が高校側で確認できたら、ミライコンパス経由で受付完了のメールが届きます。
後日、受験票がwebから印刷できるようになったところで出願手続きは完了となります。
おまけ
出願手続きに子どもを関わらせるかどうかは考え方次第ですが、私立高校を複数受ける場合、少なくとも子どもに手続を一任するのだけは止めておいた方が無難です。
まさにこれです。
中学生は、大人が思ってるよりも大人ですが、大人が思ってるよりも子どもです。
要項の中には、子どもがピンとこない言葉で書いてあることもありますし、思春期で素直に分からないことを親に聞けない場合もあります。
そして何より、これまでの短い人生の中ではミスをしたとしても何とかなってきた筈なので「これくらい大丈夫」「よく分からないけど適当でいいでしょ」とやってしまう可能性は十分あります。
成長を促すという観点は否定しませんが、失敗が取り返しつかないことをわざわざ成長のネタにする必要もありませんから、ここは親が全面的にやってしまっていいと私は思っています。
(慶女などは入学志願書が本人の手書き指定なのでそこは書かせましたが、入念にチェックしました)
以上です。
毎年どの家庭でもやってることなので、そこまで大したことではないのですが、兎に角不安になるのが親というものです。
事前にシミュレーションしておくだけでも、大分不安感は和らぐと思いますので、よければお役立てください。
