タイトル『オステオパシーベーシック』


講師名:中野史朗先生


日程:およそ第4日曜日、全10回(後半に日程を挙げていますのでご確認ください)。


時間:17:30〜20:40(15分前開場予定)


場所:身体均整法学園東京校

東京都豊島区巣鴨2丁目11番5 
第一巣鴨ビル5F(JR巣鴨駅北口より徒歩3分)


受講料:全120,000(zoom配信60,000

均整会員:全100,000(zoom配信50,000


概要:効果の高いオステオパシーテクニックを均整師からセラピストの方まで分かりやすく、すぐ臨床で使えるようご紹介します。


講師紹介:中野史朗 

東都リハビリテーション学院均整保健均整学科卒

クラシカルオステオパシーからモダンオステオパシーまで国際セミナーの通訳を10年経験。海外オステオパスとも交流。

元日本クラシカルオステオパシー協会講師。大井町で開業、均整法にオステオパシー、長野式を組み合わせた施術をしている。著書『 からだをほぐすこころをゆるめる―東洋医学の養生法』。



(右が中野先生)


内容:オステオパシーは今から約140年前にアメリカ人医師アンドリューテイラースティルによって創始された手技療法です。カンザス州の荒野の開拓地で産声をあげたオステオパシーはその高い治療効果からすこしずつ拡がりをみせていましたが、ある事をきっかけにアメリカ全土に瞬く間に拡がったといわれています。

 

そのきっかけとは百年前に大流行したスペイン風邪(インフルエンザ)でした。アメリカでも大流行し多くの生命が失われました。しかしその大流行を食い止め、もう助からないと医師に言われた数々の患者を救ったのはオステオパシーでした。もちろん現在とは医療の質も状況も大きく違うわけですが、一般の病院に入院するとスペイン風邪による死亡率が5~6%だったところ、オステオパシー病院ではその死亡率が0.25%、ほとんど手技による治療だけで圧倒的な治療効果をあげていたそうです。それにより全米でオステオパシー病院が設立され、オステオパシーによって生命を助けられた人たちがオステオパスを志しました。

 

その後オステオパシーはアメリカのみならずイギリスからヨーロッパへ拡がり、さらには均整法や野口整体を始めとする日本の手技療法にも大きな影響を与えました。現在では欧米諸国だけでなく世界的にもオステオパシーの人気は高まっております。

 

今回のオステオパシーベーシックセミナーではそんなオステオパシーを分かりやすく、臨床で効果をしっかりあげることの出来るようにご紹介していきます。

 

スペイン風邪からアメリカ人の生命も護った頃に使われていたクラシカルなオステオパシーテクニックだけでなく、その後多くのアメリカのオステオパスによって開発されたテクニック、日本で開発されたテクニックなどもお伝えしていきたいと思います。

 

またテクニックだけでなく、オステオパシーの歴史や原理原則、分かる限りの生理学的作用機序も併せてお伝えしていきます。(中野史朗)

 

学べるテクニック

・クラシカルオステオパシー

・誇張法

・ポジショナルリリース

・スティルテクニック

・靭帯性関節ストレイン

・リンパテクニック

・チャップマン反射

・内臓テクニック

・ファンクショナルテクニック

・フルフォードテクニック

 

オステオパシーに興味のある均整師の皆さんだけでなく他のセラピスト、ボディワーカーの方々のご参加をお待ちしております。



受講対象者:身体均整師、各種セラピスト。初心者からベテランまで。


期待できる効果:

・オステオパシーの全体像が掴めます。

・手技の幅が広がります。

・背骨、肋骨、頭蓋、骨盤、各関節周囲の評価と的確なアプローチが学べます。

・筋骨格系の痛みだけでなく、身体の内側の不調に対しても効果的なアプローチを学べます。

・力をあまり使わないため、女性のセラピストにもお勧めです。

・修了証を発行します。



主催者からのメッセージ:現在の手技療法の源流を遡ると必ずどこかでオステオパシーにたどり着きます。そこで、そもそもオステオパシーがどういうものだったのか、そしてそれがどのような可能性を秘めているのか、といったところを「使えるオステオパシー」として、身体均整師で最もオステオパシーを知る中野史朗先生にまとめていただきました。最終日に修了証も発行いたします。私自身、今年一番の楽しみです。ぜひ皆さま会場でお会いできることを楽しみにしております。(小柳弐魄)


セミナー会場


持ち物:手拭い、もしくはタオル。身体を動かしますので動きやすい格好でのご参加、もしくはお着替えをご持参ください(更衣スペース有)。マスク。


応募方法:下のLINEに受講したいコース①〜④をご記入の上ご連絡くださいませ(いずれものちほど録画ぶんを配布予定です)。

①現地参加:120,000

zoom配信のみ:60,000

③現地参加(身体均整師会員):100,000

zoom配信のみ(身体均整師会員):50,000



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お支払:銀行振込みかPayPayかLINE Payでお支払いください(公式LINEでご連絡いただいたのちに振込先を返信いたします。お支払いをもって応募完了です)。


カリキュラム予定表(異動あり)

 

第1回(628日)

1オステオパシーの歴史

 

2脊柱への技法 その1

 

3背部軟部組織へのアプローチ

・脊柱起立筋リリース

・腰方形筋リリース

 

 

第2回(726日)

1オステオパシーの哲学(スティル、リトルジョンの身体観)

 

2脊柱への技法 その2

 

3骨盤の検査と技法及び生理学的原則

 

4骨盤部軟部組織へのアプローチ

・小殿筋リリース

・梨状筋リリース

・腸腰筋リリース


 

第3回(823日)

1オステオパシーの原則(診断、TART

 

2股関節への技法

 

3膝関節への技法

 

4大腿部軟部組織へのアプローチ

・大腿筋膜張筋リリース

・大腿二頭筋リリース

 

 

第4回(927日)

1オステオパシーの原則-関節技法の理論

 

2肩関節への技法

 

3肩周辺軟部組織へのアプローチ

・僧帽筋

・肩甲骨内縁(肩甲挙筋、菱形筋)

・斜角筋



第5回(11月01日※第1週)

1オステオパシーの原則-テンセグリティモデル

 

2肘関節への技法

 

3手関節、指への技法

 

4脛腓関節への技法

 

5足関節への技法

 

 

第6回(1129日※第5週)

1オステオパシーの原則-生命力、リズム

 

2頸椎への技法

 

3頸部軟部組織への技法

 

 

第7回(1月24日)

1頭蓋オステパシー その1

 


第8回(228日)

1オステオパシーの原理-呼吸循環モデル1

 

2隔膜リリース

・骨盤隔膜

・横隔膜

・鎖骨上窩

・後頭窩

 

3肋骨に対する技法



第9回(328日)

1オステパシーの原理-呼吸循環器モデル2

 

2リンパポンプ

・足底ポンプ

・腹腔ポンプ

・肝臓ポンプ

・脾臓ポンプ

・胸郭ポンプ

 


第10回(425日)

1頭蓋オステオパシー その2

 



 

以上です。

感染症の流行拡大などやむを得ない事態が発生した場合には変更などもあり得ますのでご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。




文責、小柳弐魄






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