男性、40代。

主訴:背中が痛い



詳しくお話をうかがうと、

「数日前、重い荷物を持って転んで胸を打った」

とのことでした。

そして、
胸の方はもうほとんど痛くなくて、

「なぜか背中が痛いんです」

ということです。

伊良林鍼灸均整院-Afina-

急性のものだし、
ご本人も「病院に行った方がいいでしょうか?」とおっしゃるので、
「念のため必要かもですね」と伝えましたが、

この後の仕事もどうしても休めないと言うし、

心配なのは骨折などですが、
とくに肋骨の場合しっかり折れていたりすればふつう「介達痛」といって、
あちらこちらで少し骨をたわませたりすると、
触れているところではなくてその局所だけが痛む、
という感じ方をします。
しかしその介達痛もなかったので、

とりあえず胸には触れずに、
痛い背中を何とかしようということで。



肋骨はカゴ状になっていますので、
その骨を伝って、
前のショックがダイレクトに裏側へ抜ける、
というのは想像しやすいかと思います。

photo:01



そもそも打撲などの場合、
裏側へ抜けるというのはよくあることで、
肋骨に限ったことではありません。

これは、
体感的に痛みを裏側に感じていなくても、
われわれの操作ポイントとしては絶対に外せない視点です。


じっさい見てみると、

肋骨の上から二番目と三番目のあたりを打ったようで、
背中側も、
辿ってみるとやはり二番目と三番目を中心に、
頑固に筋肉が結ばれて、
背骨もギュッとくっつくような感じになっていました。


ここまで追い込めば、
あとは各種のテクニックをつかって、
負担のかかりすぎないように、

丁寧に解除して、

終了。


「呼吸もできるし、楽になりました!!」
と生き返ったように明るくなって喜んでくださってました☆






そして、

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