I(アイ)‐Log~日々のこと~
長女が産まれて半年。

旅行好きの私たち夫婦の血が騒ぎ、師走の忙しい時期に、2泊3日で直島・犬島アートの旅へ行ってきました。

長くなりそうですが、お時間ある方、お付き合いください。


【日程】

12月17日 直島『家プロジェクト』

12月18日 犬島『精錬所』『家プロジェクト』

12月19日 直島『地中美術館』


今回は子供二人ということで、荷物も多く、子供が泣いても気にならない様に自家用車で。

朝5時過ぎに自宅を出発。

8時20分のフェリーに間に合うように、高速で高松港へ向かいます。

途中、粉雪が舞って、少しひやひやしながら運転しましたが、無事到着。

時間が早かったせいか、長男は興奮気味。

長女は少しぐずりましたが、しばらくしたら寝てくれて助かりました。


高松港にてチケットを購入し、フェリーへ。

長男(2歳2ヶ月)・長女(6ヶ月)にとっては初めての船でした。

約1時間の船旅。

デッキの上で遊んだり、トイレトレーニング中の長男のトイレに振り回されているうちに宮浦港に到着。


海の駅『なおしま』で島のパンフレットをもらい、明日の犬島のフェリーの時間を確認して、すぐ近くにある『赤かぼちゃ』へ(トップの写真)。


朝10時頃でしたが、早速『山本うどん』へ向かいました。

こちらは農協の横にあります。


I(アイ)‐Log~日々のこと~
手前の箸にピントが合っちゃったあせる


I(アイ)‐Log~日々のこと~

肉うどん

I(アイ)‐Log~日々のこと~
湯で上げうどん


あと‘天ぷらうどん’と‘いなりずし’も食べました。

評判が良いだけあって、とても美味しかったです。

開店早々だったので、他のお客さんもいなくて気楽に食べられました。


食べ終わったら本村地区の『家プロジェクト』へ。

『家プロジェクト』というのは、普通に村の人たちが生活する集落において、世界的にも評価の高いアーチストたちが、民家などの空間そのものを作品化するというプロジェクトで、直島には全部で7作品あります。

『きんざ』という内藤礼さんの作品だけ要予約で、他は16時半まで自由に観賞可能です。


私たちは『きんざ』を12時半から予約していたので、それに合わせて車で移動。

全周16キロという小さな島なので、レンタルサイクルを利用する人も多くいます。

その方が、じっくり島を堪能できるようです。

車で行く人には、直島町役場近くと、南寺近くに無料駐車場が利用できます。

役場近くの駐車場の方が近かったのですが、とめられる台数が少なく、満車だったため南寺の方へ。

『きんざ』観賞受付と『家プロジェクト』観賞チケット購入のため、そこから徒歩で『本町ラウンジ&アーカイブ』へ。

駐車場からラウンジまで、地図だと結構距離があるように見えるのですが、実際はあっという間。

大人の足だと5分くらいだと思います。


I(アイ)‐Log~日々のこと~-はいしゃ

家プロジェクト『はいしゃ』(大竹伸朗/2006年)


『きんざ』→『碁会所』→『角屋』→『護王神社』→『南寺』→『石橋』→『はいしゃ』の順で観賞。

途中『カフェまるや』でランチ&ティータイム(まだ食べますイヒヒ顔)。


I(アイ)‐Log~日々のこと~

野菜カレー(ごはんの上にのっている里芋がかわいかったです!私も今度やってみよ~っと♪)


I(アイ)‐Log~日々のこと~
カプチーノとふわふわチョコケーキ


他にオレオのチーズケーキを頼みました。

デザートは美味しかったです。

野菜カレーは、私たちにはイマイチでした。

トマトの味が強すぎて、特にトマト嫌いのうちの旦那さんには不評でした汗


このときに気付いたのですが、直島は浄水設備があまりよくないのかな?お水がまずかったです。

これはどこに行っても同じでした。

確かに島の中に大きな山もないし、溜池みたいなのがいっぱいあったので、そこで貯水している水を浄水しているのかもしれません。


『家プロジェクト』の方は、どれも興味深かったです。

特にジェームズ・タレルの『南寺』(Backside of the Moon/1999年)が私は一番感動しました。

シンプルなんだけど、すごい!!

南寺は入れ替え制なのですが、その時間ぎりぎりまで、異空間を堪能しました。


『石橋』は建物が見つからず、時間が迫っていたので観られませんでした。

役所に問い合わせたところ、「道はあっている」とのこと。

閑散期と言うこともあり、他に人がいなかったので、その道を何度も探したけれど見つからず素通り。

あとあと地図を見返すと、きちんと家と家の間の歩道が描かれていて、ブロックを数えながら行けばよかったと後悔しました。

役所の方が言うには、『きんざ』『碁会所』のある通りを曲がってから2~3分だそうです。

ですが、後ろ髪ひかれる思いで、場所のわかっている『はいしゃ』へ向かいました。


『はいしゃ』を観賞中に時間切れ。

大人だけなら余裕で観られる量・距離だと思いますが、南寺隣の公園で長男が遊んでしまったのが、時間がなくなってしまった要因。

でも地元の子と遊んだり、とても楽しそうだったのでよかったです。

お次は、宿泊施設の『つつじ荘』へ向かいます。


『つつじ荘』には‘パオ’と呼ばれるモンゴルの遊牧民の家と‘トレーラーハウス’と‘客室(和室)’があります。

パオやトレーラーハウスにもとても興味があったのですが、そちらの建物はトイレ・浴室が共同。

長女(6ヶ月)のお風呂があるので、今回は客室(和室)にしました。

隣の部屋と隣接していないのと、畳と言うのは子連れにはとてもありがたかったです。

特に長女は最近‘ずりはい’をし始めたので、安心して遊ばせることができました。


夕食は『つつじ荘』の喫茶室で『直島ばっしゃ鍋』をいただきました。

‘ばっしゃ’とは漁師さんのことだそうです。

瀬戸内海で採れた魚を使っています。


I(アイ)‐Log~日々のこと~-ばっしゃ鍋
直島ばっしゃ鍋(3,150円/1人前 写真は2人前)


スープは岡山産の赤みそと、どこかの(聞いたけど忘れてしまいました汗)白みそをブレンドしたもの。

味は・・・とても上品な味で、私たち夫婦にはすこし物足りなかったかなあせる

最後にごはんを入れて雑炊にしたのですが、舌平目の骨が残っていてすごく食べずらかったです。

こういった魚が入る鍋は、形が崩れる前に魚を取り出しておかなければいけないと教訓になりました。

家で鍋やる時は、食べやすい切り身しか使わないので、知りませんでした。


お部屋へ戻ったら、明日の準備をして早々就寝。

ベビーカー嫌いの長女を私がずっと抱いていたせいか、長男もずっとパパにべったり。

ずっと抱っこしていたため、旦那さんもとても疲れた様子でした。


------------------
【ベネッセアートサイト直島】

http://www.benesse-artsite.jp/