『生まれてこの方体調良かった日はない』
会社の同僚が吐いた驚くべき言葉ですが、それは極端な例として、私の話も。
私も10年と少し前、20代終盤から30代前半の頃はずーっと腰が痛くて、毎朝毎朝4時ぐらいに起きては寝ぼけまなこで痛いなか体勢を変えつつ変えつつ、もぞもぞ動いてようやく6時半ごろに上体を起こせる、という日々でした。
そういう意味では当時は私も体調のいい日はなかった、と言えるかも知れません。
そんな腰を抱えてある日、会社の同期や歳の近い仲間でボウリングしました。2ゲームめも佳境、というところでやって来ました。ぎっくり腰。
『ゴメン ナゲトイテ…』
隣に座ってた女性に蚊の鳴くような声でそれだけようやく言い残してタクシーで帰宅。その後は家でずっと横になって、ほぼ眠れないまま翌朝になっても全然治まらない。
ぎっくり腰の治療に定評のあるお医者さんを紹介してもらって、麻酔をプスプス。効いてきたところで『ちょっと来い』と追加検査されました。
なんの検査かと思って結果を待ってましたが、
『エビさんあなた60代』
は?保険証見ました?30ほやほやですよ?
なんのことはなく、筋肉量の話でした。高校の体育ぐらいで『一生分の運動これで終わり』とばかりにほったらかしにしてたツケが来たようです。
とにかく腰の周りを支える筋肉がまるでないからそんな歳でぎっくり腰になる──と注意を受けて運動をすることになりました。
ここから『運動とはなんぞや』と私の旅が始まります。続きます──
