下水道をしばらく歩き、自分の体のことを考えた。
思い返せば、不思議なことの連続だった。
普段通りの生活に突然現れた外国人。
白鳥拳法とカマキリ拳法の手合せ。
裸にされていた私。
突然CIAの潜入捜査もされられた。
その前は裸だった。
そうだ、裸で長官と出会ったんだ。
今思えば納得である。
CIAにいる理由、それは私がCIA新人ならプリングルの盲点だったからだろう。
今思えば納得である。
あの裸の時、なぜ裸なのか誰も教えてはくれなかった。
あの時にどこからどう入れたのか知らないが入れたんだろう、カプセルを。
そうこうしているうちに、地上へと延びる梯子が現れた。
「よし、上るか。」
