雪の降る夜、カプシクは臨月の女性が倒れているのを発見し、家へ連れ帰る。同じく臨月だったカプシクの妻ギルリョとその女性は、その夜同時に女の子を出産する。女性は出産後間もなく世を去り、その娘ウニとカプシクたちの娘クミは、双子の姉妹として育てられる。時は過ぎ、成長した2人のもとに、大企業テソン食品の会長が現れ、育てられた女性の子は駆け落ちした息子の子であり、引き取らせてほしいと申し出る。母ギルリョは、自らの娘クミをその子だと言って手放す。残ったウニは真実を知らないまま、貧しいながらもたくましく成長する。
