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IPRFのブログ

ハワイにある米国法人国際心理学研究財団のブログです。
財団認定校への心理学資格発行・セミナーやイベントも企画しています。
心理学に関してや、ハワイでのセミナー等の情報を発信しています。

「防衛機制」とは、


人の心を守る一時的な安定装置です。


人は、受け止められないくらい辛いこと、ショックなことがあると、


心の安定を図るために無意識に「防衛機制」という機能を使います。


人の心を守るためには必要なものですが、


そのままにしておくと、病理に発展することもありますので、


心に何が起きているかを知っていく必要があります。




防衛機制にはいくつか種類がありますが、


今日は「抑圧」という防衛機制についてお伝えします。




あまりにも辛いこと、ショックなことがあると、


「忘れたい」という思いになる方は多いと思います。


その思いから意識にあったものを無意識に追いやろうとします。


例えば、いじめに合っていた経験があまりにも辛く、


記憶から抹消したいという思いから、


本当にあった出来事を忘れてしまったり、


記憶が薄れてしまうことがあります。


これは、意識にあったものを無意識に沈めたということです。


無意識に沈めると一見落ち着いたように思いますが、


その経験は無意識に眠ったまま。


折に触れて意識に上がってくることがあります。


フラッシュバックという形であったり、


悪夢という形であったり。


また、当時のいじめっ子に似たタイプの人を大人になった今も重ねて見てしまい、


人づきあいがうまく行かないということもあるかもしれません。




「抑圧」をしたのは、


抑圧しなければならなかったくらい辛く苦しい出来事があったということです。


だからこそ、自分の心を守るために必要だった防衛機制です。


しかし、抑圧したものをそのままにしておくと、


必ず弊害が表れます。


思い出したくないようなものを意識に上げる作業は、


大変なことだと思います。


しかし、臭いものにずっと蓋をしている状態を続けてしまうのは、


本来の自分
を知らずに生きることと同じです。


無意識にあるものを意識に上げることで、


最初は辛いかもしれませんが、


自分を知り、経験を癒していくことで、


「生きやすさ」
を感じることにつながります。




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