聴くたびに、なんかむかつく歌がある。俺の場合、『春ららら(石野真子)』と『けんかをやめて(河合奈保子)』だ。後者は竹内まりあも歌っているがな。ああ、今気付いた。河合奈保子よりも竹内まりあバージョンの方がむかつき度が大きい。竹内まりあという存在が、すでにむかつく対象であるからかもしれん。河合奈保子バージョンは許せないこともないこともないこともないな。よし、河合奈保子は免罪だ。よろこべ。

歌詞の引用はよしておこう。正当に引用する権利は認められているのだが、何かあった時に面倒だ。争いはこのまぬ。それにもう、めったに聴くこともないだろう。

竹内まりあは、女の子に人気があるからな。女の子とけっこういい雰囲気でカラオケに行った時に、『けんかをやめて』を歌われちゃ困るな。ブスっとしているわけにもいかんしな。お世辞の拍手と「上手だねぇ」とにやけた言葉を付けるのも、そういう自分を許せないしな。「俺、この歌きらいなんだよ」と表明するのもバカバカしい。さっさと次の曲を入れて歌うことだな。
常に『笑い』のために生きている人が好きだ。人間、受けてナンボです。僕が関東の人間だからかもしれないけれど、その点、関西弁は有利だ。関西弁をしゃべる人は、ただ関西弁をしゃべるというだけで、すでに一歩も二歩もリードしている。うらやましい限りだ。

小学校の頃は、関西弁をしゃべろうと努力していた。まぁTVで聞いただけの関西弁だから、いい加減なものだったのだけれど。「君、ほんとに茨城の人?」とよく言われたものだ。

産まれて初めて、じかに本物の関西弁を聞いた時のショックを、まだ覚えている。僕があるお店で買い物をし、店を出る時に「まいどおおきに」と言われた時の、あの至福の状態を、ああ、どうやって他人に伝えたらいいのだろう。喜びをわかちあう方法があるだろうか。いや、ない。

関西の人は、一生関西人でいいね。
ひさしぶりに、ちゃんとした手紙を書いた。封筒に入れて切手を貼ってポストに入れるアレだ。でも、しばらく電子メイルばかりだったので、中味は電子メイルのようなタッチになってしまった。エディタで書いて、プリンタで打ち出して、署名だけ手書きというパターンであった。これでは、電子メイルと変わらないのも無理はない。心構えが違う。

手紙はやっぱり手書きが一番なのでしょうか。プリンタで打ち出したんでは心がこもってないと思われるんでしょうか。僕は読み易いのが一番だと思うから、プリンタで打ち出しても構わないと思うけど、相手次第の問題ですからね。

もし、返事が届いて、そして、こちらからさらに返事を書けるような内容だったら、聞いてみよう。「どう思いますか」と書いてみよう。

返事が待ち遠しい。
眠れないので、このまま起きてて、お風呂に入って会社に行こうかと思う。今は、朝の四時だ。鳥のさえずりが聴こえる。外がうっすらと明るくなってきた。窓を開けると風が気持ちいい。起きたのは夕方の四時だから、眠くなくても仕方がないといえば仕方がない。納得できないわけではない。

先日、梅雨に突入したわけだし、今もなんか小雨が降ってるし、満員電車に飲まれて汗ダラダラで会社に行くのもいやだ。五時頃家をでて、始発に乗ろう。すいてるはずだ。ゆったりと座って行こう。うまくいけば、電車から、海の上を太陽が昇っていくのが見られるはず。暑い一日が今日も始まってしまう。月曜日だ。あー。

フレックスタイムのコアタイムが終わったら、さっさと帰ってこよう。ちょうど眠くなる頃だ。手帳を見た限りでは、なんの予定もないはずだ。突発的な仕事が入りませんように。
この坂を君と自転車二人乗り

縁側で猫背でスイカ食べている

朝の光もう帰らなくちゃと君の声

妻と子をまとめてギュっと抱いた夜

思い出す嫌いになった意味とわけ

壁を塗り穴をほって汗をかく

君が着た紀伊国屋の制服

君を見て「悲しい女」とつぶやいた

今日からは一人の電車一人のバス

馬鹿みたい捨てられないレシート

さよならと言うのは簡単それは嘘

抱き合ってシャワーもなしで眠る二人

後悔とストッキングの下の白い包帯

キーを打つ短く揃えた君の爪

指でつくやわらかい頬の冷たい温度

疲れたとメールを送る相手がいる

募金して礼を言われて十代の母

両手に靴下壊れた洗濯機をにらむ

助手席で寝ている君のイビキかな

お嬢さん見えてますよと言うべきか

真夜中に静かに洗う弁当箱

秘密だよ君の割り箸ナメタコト

多摩川と君見比べて東急線

Newtonを毎月読むよな女に惚れられたい

午後のキスそれはあの店の焼そば味

君の名と同じ名前の店がある

喧嘩して仕方なく抱く君の肩

会いたくてでも会えなくてでもしあわせ

その娘のボロボロになった携帯電話

君に触る指先で光る静電気

身長も20cm差の僕ら異なる視線

まるでいつも外国にいるよなこの子の目

何ものかに誠実であることの切なさ

僕が治す君のストッキングのつま先

この河を越えたら千葉ねと君が言う

春春のみなとみらいを自転車で

助手席の君の素足に僕の手を

Gパン好き彼女いつかスカートはかせたい彼

喧嘩した相手の分まで炊くごはん

シナチクは嫌いとよける彼女かな

ためらいなく女子トイレに入る君を見る

ハニカム笑顔 私は君になりたい