久々の番外編です。

ここは北海道最北端の街・稚内市。

最果ての駅、JR稚内駅から程近い所に稚内フェリーターミナルがあります。

1階は礼文島や利尻島に渡る中国人観光客の団体でごった返していました。

エスカレーターに乗って2階へ。

ここに、とんでもなく美味しいホタテラーメンがあるとの情報を得てやって来ました。
「yuー来」と書いて『ゆ~ら』と読む様です。
正式な店名は
『シーサイドレストラン ゆーら』。

コレですね。どうやら塩味と醤油味がある様です。
道産子美人の女性店員さんお二人に訊いたところ、どちらもお薦めとの事でしたが、
今回は塩にしてみました。
【ホタテラーメン・塩味】(¥980円)
見て下さい、まるで清水の如き透明度を誇るスープ❗
清水というよりは、さしづめオホーツク海の澄みきった海水の如く、とでも申しましょうか、
こんな透明なスープは今迄見た事もありません。

「果たして本当に味がついているのだろうか?」と疑いたくもなる程の透明度を誇るスープ。
でも紛れもなくその表層からは、えも云われぬ迄に芳しい、魚介系の豊潤な薫りが立ち込めています。

ワクワクと胸踊る思いを懸命に抑えつつ、
まずはスープをひとくちいただきます。

⤴️⤴️⤴️凄まじい迄の美味しさです⤴️⤴️⤴️

地域特産品の利尻昆布、ホタテ貝からとったであろう豊潤な出汁が口の中いっぱいに拡がります。
塩の味も決して角が立たない程度に優しく付けられていて、出汁本来の旨味を決して邪魔しておらず、
まさに絶妙の“塩梅”と言えます。

そして更に特筆すべきは、このホタテ。
おそらく今朝の競りで落とされたであろう、
新鮮この上ない瑞々しさに耀くホタテが
丸ごとゴロンと載っています。
味は・・・もう敢えて語る迄も無いでしょう。
感無量の美味さです❗
中太の縮れ麺がスープと絶妙に絡み合い、味変不要な迄に全く飽きさせません。
意外だったのが、コレです。
何だか判りますか?
そう、「お麩」なのです。

たっぷりと絶品スープを吸い込んだこのお麩をレンゲで口に運んだら、もう・・・

口内が蕩けてしまう様な至福です。。。

これ迄私が食べてきた塩ラーメンの中で間違いなく最高レベルの味でした。
実に、実に美味しかったです。
ご馳走さまでした🍴
↑これも気になったのですが、さすがに胃袋と相談し、止めておきました。
でも宗谷牛ハンバーグ、食べたかったなあ・・・。

前出の美人スタッフさんに訊くと、やはり超人気メニューらしく、
また、隣の席のお客さんが食べていたカレーライスも双璧の如く人気メニューとの事でした。

次回訪問の際には飛びきり空腹にしておかねば、と誓いました。

まさかこの北海道最果ての地でここ迄の超絶品ラーメンに出会えるとは!

改めて北海道のラーメンのレベルの高さを再認識させられました。

まさに『隠れた名店』。
この一杯を食べる為だけに稚内市まで来る価値の充分あるラーメンです。
自信を持ってお薦め致します。


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〒097-0023 北海道稚内市開運2丁目7
稚内フェリーターミナル2階