折角の機会ですので、時間の許す限り
久々に札幌の名店巡りをする事にしました。

ここ純連を訪問するのも、かれこれ何年振りでしょう。

あの頃はまだ私がこのブログを始めるどころか、パソコンやガラケーでのネットが全盛の時代でしたので、概ね15年近く前になります。
歴史ある風格の店構えに、清潔感溢れる純白の暖簾が眩しく輝きます。
木目を基調とした、シックな内装。
老舗の名に相応しい、堂々たるエントランスです。

平日とはいえピークタイム過ぎにもかかわらず店内はほぼ満席。しかも観光客というよりは、どちらかと言うと地元客の方っぽいお客さんが多いのも流石です。
私も早速並んで食券を購入します。
当時は券売機形式ではなかったと記憶しています。

『いらっしゃいませ❗』
初老の女性スタッフさんが明るく出迎えて下さいました。私の記憶違いでなければ、こちらの大女将さんと思われます。

店名に相応しく、暖簾と同じく純白のポロシャツ、純白のタオルが目にも眩いです。

奥の厨房で黙々と腕を奮う若大将と思しき男性はじめ、皆さん一人ひとりの生真面目さがこの真っ白な制服に表れている気がします。

老舗ならではの凛とした店内。でも決して暗いイメージはなく、むしろお客さんも真面目に食べに来ている、そしてスタッフさんもそれに呼応するかの如く真面目に調理・接客している、という印象を受けました。

やがて、私の味噌ラーメンが運ばれて来ました。
【味噌ラーメン】(¥820円)

純粋に美味しい・・・。やっぱりこの味です。
🍜🍥

縁戚関係にあるすみれと双璧を成す、まさしく正統派札幌味噌ラーメン。

真似出来そうで、でも決して簡単には真似出来ない、老舗の貫禄を改めて感じます。

一口食べる毎に、
店名の如く
“純粋な美味さ”が“連々と続く”

改めてそんな印象を受けました。

一心不乱にスープと麺を交互に味わい、
スープ一滴残せずあっという間に汁完。
美味しかったです。ご馳走さまでした🍴

博多ラーメン同様、札幌ラーメンも日進月歩を遂げ、多種多様な趣きも呈しつつありますが、

あくまで個人的な気持ちではありますが、

このお店は札幌の、いえ北海道の至宝です。

聞けば、近年では海外からのお客さんもかなり多く、殊に韓国からのインバウンドの方々から大絶賛を受けているとの事です。

まさに
世界に誇る BEST OF MISO RAMEN。

周囲がどうあれ、ずっとこのままの味、このままの営業姿勢であって欲しい、と純粋に思いました。


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