昨日、令和４年度の公立高入試（Aグループ）の学力検査が行われました。

早速その問題を解き、そこから私が得た”気づき”を昨夜授業のあった中２生と共有しました。以下はその要点です。

ちなみにこの内容は私の独断に基づくものです。完全な私見ですのその点おは含み置きください。

【学力検査について】

①難易度はコロナの影響で易化した昨年度（Ｒ３年度）と変わっていない。

昨年度はコロナの影響で長期の休校があった影響を踏まえ、学力検査の内容は例年に比べ易化した。今回はそれが戻るのか、継続するのか注目していたが、私の見る限り昨年度と比べても難易度は変わっていなかった。

②読解力などの情報処理能力が極めて重要。

先般行われた大学入学共通テストにおいても同じ様な意見が多く聞かれていたが、”何を問われているのか”を文章や図表、資料から読み取る情報処理能力が極めて重要あるとの印象を受けた。これが今後の入試対策における１つの潮流となるのはほぼ間違いないと思われる。

なお、このような傾向は文系科目はもちろんのこと、理系科目においても例外ではない。大学共通テストにおいて数学の平均点が下がったのは、一部の設問において問題文の長文化や設定の難解さがあったからだと言われている。今回の入試においても共通テスト同様、問題文の内容について、その理解に苦労した生徒も多かったのではないかと推察する、

その一例としては、数学の大問２の（３）や理科の大問２などが挙げられる。いずれも問題文の設定を理解してしまえばそこまで難易度は高くないが、その把握に苦労した生徒も多かったのではないかと思う。

なんにせよ、どの教科においても問題文の長文化は継続するであろうから、時間効率を考えても情報処理能力の強化は避けられないと考える。

③英語は大きな変化なし。

新指導要領移行でもっとも大きな影響のあった英語だが、今回の受験生は新制度下での履修が１年のみということもあり、出題内容に大きな変化は無かった。全体的な難易度も易化した昨年並みであった。

【来年に向けてどのように対応すべきか】

昨日はこの点についても塾生に話したのですが、ここまで書くのに思いの外時間が掛かったので今回は割愛します。またBグループの試験が終わったところでお話ししようと思います。

□■小・中学生の国語力×少人数・個別授業□■

　　　　　一歩塾　矢作本校　

　　　　（℡　０５６４－６４－２５２０）

　　　　　愛知県岡崎市大和町字家下１８－１

　　　　　ippo-zyuku@vivid.ocn.ne.jp

■□■□■　無料体験授業随時受付中！□■□■□

※当塾の詳細につきましてはこちらから

⇒「当塾の情報ページ」の

ブログ情報をご確認ください。

※中学生コースについてはこちらから

⇒「中学生コース概要」

※小学生国語力個別についてはこちらから

⇒「小学生国語力個別Q&A」

※小学生新コース【強読】近日開講！

【愛知県公立高入試】Ａグループの試験内容を見て私が中２生に伝えたこと。