岡崎西高校と安城東高校は、矢作地区の中3生に人気の進学校です。
この2校が揃って次年度入試から校内順位の決定方式をⅢからⅤに変更します。
決定方式の詳細については割愛しますが、要するに両校とも入学者の選抜において、学力検査(入試)の得点をより重視することになります。
自ずともう1つの評価項目である内申点のプレゼンスは下がることになるわけですね。
もともと、この両校以外も皆さんが思い浮かべるような進学校はほぼ学力検査を重視するⅢかⅤの方式を採用しています。また、いわゆる”上位校”になるにつれ、より比重の大きいⅤ型の採用が多くなります。
ではなぜ、進学校がこぞって学力検査重視の方式を採用するのでしょうか。
理由はいろいろあると思います。ただ、基本的に高校側が中学校の内申点を学力を反映する指標としてあまり信用していないということが言えるかと思います。
この”不信”の原因は中学校間の学力格差です。平たく言ってしまえば同じ”3”でも中学校により学力が異なるということです。
この内申点の不均衡については既に様々な調査結果が出ており、現在その存在を否定する声はほとんどありません。
実際、大阪府の中学校では統一学力テストである「中学生チャレンジテスト」の結果を基に、学校間格差を補正した上で内申書を作成しています。
ただ、愛知県では今のところこのような中学校間の補正は行われていません。
内申点に対する不信が拭えない以上、進学校側としては同一問題で実施される学力検査の結果を重視したいというわけです。大学進学実績を考えればやむを得ないことなのかもしれません。
岡崎西、安城東の両校は当塾からも受験、進学の多い高校です。この方式変更により指導スタンスを大きく変更することはありませんが、注意しておきたいと思います。
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