(sheen 新作)

2019年度  83本目の劇場鑑賞


第2次世界大戦中、イギリスの島で起こった悲劇と恋愛のドラマ。
 
戦後まもなく、人気作家のジュリエット・アシュトン(リリー・ジェームズ)は戦時中ドイツ軍に占領されていたイギリス海峡のガーンジー島の住民が読書会を開いていたことに興味を持ち、島に渡る。会の名前はThe Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society(原作の本およびこの映画の原題でもある)。直訳すると、ガーンジー島の文学とポテトの皮のパイの会。
家畜もすべてドイツ軍に没収され、島民は厳しい生活を強いられていたが、夜間外出禁止令の中でも読書会として特別に許された集まりが唯一の憩いの時間だった。ジュリエットはその読書会の生い立ちを記事にしたいことを話すと会員たちは急に口を閉ざしてしまった。
ジュリエットが読書会のメンバーだったエリザベスに関する秘密を少しずつ聞き出すに従って彼らとの絆が深まってゆく。

美しい映像と美しいストーリーの映画だが、この様な悲劇や禁じられた恋は戦争中いたる所であったとも思える。しかしながらこの作品ではストーリー展開より、島民とジュリエットとの絆や二次的な恋愛に重きを置いている。
 
島の雄大な景色をドローン撮影により絵画のように切り取っている。ドローンの進化がすごい!
 
登場人物も皆個性的ですてき。特にアメリアおばさんとゲイの編集者マシューがよかった。
最終的には少女マンガのようにシンプルな恋愛物語として終わるが、恥ずかしながら胸が熱くなった。良心と純愛の映画は好きだな。

最後のシーンが無く、港のシーンで終わっていたらもっと良かったと思うが、そう思うのは小生だけかな?
 
評点・・・★★★☆ 3.5
 『気になった事:馬車に乗るジュリエットの左の膝に小さい傷(赤い擦りむいたような傷)があったのはロケ中に転んだのかな?』