11/19~11/25 の公演記録 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

■11/23

□カルチャーMIXフェスタ

23~25の3日間、万代市民会館で絵や写真、アクセサリーなどの小物の展示や、ステージでのライブなどいろいろなイベントが開催されました。
私は始めてでしたけど、23日と25日にちょこっと観てきました。

23日はまずは展示系をちょこっと。
金子ボボさんの作品もあったりして、なかなか面白かったです。
その後はステージイベントへ。「踊ってみた」のパフォーマンスや、若手の皆さんのヴォーカルがメイン。

中にはSHOW!の学生枠というのもあって、そこは学内オーディションもあったりしたそうです。

さすがに皆さんレベルが高いです。


24日はいかなかったのですが、25日には演劇公演を2つ。

「舞衆一ノ太刀」さんによる「徒桜 -ADAZAKURA-」と
「創作表現集団 D-SOUL」さんによる「~LIVE YOUR LIFE~」

どちらもなかなか面白かったですが、特に「舞衆一ノ太刀」さんは非常に楽しかった。新撰組を題材にしていましたけど、演劇としてもなかなか作りこまれていましたけど、特筆すべきは「殺陣」アクション。

おそらく劇団名からしてもこの「殺陣」を売りにしているのでしょうけど、なかなかの迫力。相当訓練しないとあそこまではできないだろうな~、と。
演劇としてだけではなく、エンターテイメントとしても素晴らしかったです。

(万代市民会館 3日間通しチケット 1500円)


□朗読×音楽

朗読:大作綾さん
音楽(チェンバロ):笠原恒則さん

去年も開催された大作さんの朗読と笠原さんのチェンバロのコラボ企画。

なんとなくのイメージで語り手が朗読しているそのバックミュージックとして音楽を演奏する、というのは無くは無いとおもいますが、
このイベントは対等な関係。

朗読の内容にも、音楽にも(その音楽に付随する歌詞の内容まで)こだわりが感じられましたね。

まずは文章そのものが持っている魅力に大作さんの語りと、笠原さんのチェンバロの音色のコラボが非常に面白いのです。

文章の内容も、高村光太郎さんの詩だったり、竹原ピストルさんの歌の歌詞だったり、岡本太郎さんの言葉だったりさまざまですし、
それにあわせる音楽も、中島美嘉さんだったり、バロックの音楽だったり、アリスだったり。こうやってただ並べてしまうと節操がなくってまとまりがないように見えてしまいますが、じっくり聞いていると朗読と音楽の不思議な一体感が生まれるんですよね。


私は普段は「メロディ+言葉」のいわゆる「歌」を聴くときには歌詞に注目することは非常に少なくって、歌詞は聞き流すことが多いのです(昨日のイベントは歌ではありませんが)。
ただ、このイベントはいつものように言葉を聞き流したらイベントの魅力が半減するのでかなり頑張って聴くことに専念。

その分非常に疲れてしまいましたけど(笑)、非常に面白かったです。

(蔵織 1500円)


■11/24

□渡辺百枝さん 新潟音プチメグリ

篠笛:渡辺百枝さん

私も今まで何度もライブをみたことがある篠笛奏者の渡辺さんが今年6月にご自身のCD

「のどかな風が、幸せ蒔いたら。」

は発売になり、それに伴うイベントの第2弾。
10月から11月にかけて4箇所でインストアライブを開催されたようです。そしてこの日はラストで蔵織さんで開催されました。

実は私はCDの発売は知っていましたけど、どうせ買うならサインも書いて欲しいしな~、ということで今まで控えていたのですがようやくチャンス到来です(笑)。

この日の蔵織さんはペーパーフラワーの展示もされていたりして、なかなか綺麗な空間。その中で渡辺さんはピアノの川崎さんの「いきあたりばったりなライブ」のようにその場の雰囲気とリクエストで曲を演奏していきます。

蔵織さんという和風の建築物に、ペーパーフラワーが飾られて、そこに篠笛の音色が迫力満点で響き渡りました。

単なる音ではなく「波動」を身体で受け止める感じとでもいいましょうか。素晴らしかったです。

当初の目論見どおり(笑)CDを購入、サインもいただきました。

その後、会場をとなりの「ゆきわ」さん、そして2階の「縁」さんでも開催。私は2回目のゆきわさんでのライブまで聞かせていただきました。

渡辺さんはこの3連休に万代太鼓でのイベントなども含めて3日連続で本番だそうです。大活躍ですね。


 


(蔵織さん、ゆきわさん 無料)